ハーバーランドの夜景リニューアル

神戸市が進めていた煉瓦倉庫周辺のイルミネーションリニューアルが完了しましたので取材してきました。ｊハーバーランドの水際空間の整備の一環として、ハーバーランド公園のリニューアル、水際の歩行者用通路の整備、煉瓦倉庫周辺の夜間景観演出、はね橋の改修が行われました。

ガス燈通りから煉瓦倉庫へと続くアプローチにはフラワーロードにも設置されたポール照明を採用。



ハーバーウォークの足元照明によって様々な影絵が路面に浮かび上がります。



煉瓦倉庫の間の通路もLED照明で明る過ぎず暗過ぎずで雰囲気抜群です。



こんなに雰囲気が良かったっけ？と界隈の照明演出の美しさに楽しくなってきます。カップルだけでなく老若男女にも楽しんで貰いたい空間です。



ガス灯の柔らかな光とLEDのはっきりとした明かりがうまく融合している感が絶妙です。ザ・パークハウス神戸ハーバーランドタワーも新たな夜景の一部として照明演出に拘って欲しいと思います。



はねっこ広場の跳ね橋もリニューアルされました。改修後にはLED1500灯が取り付けられ、くっきりとした輪郭が浮かび上がるようになりました。



水面にキラキラと輝く跳ね橋。



ハーバーランド公園から見るはねっこ広場と煉瓦倉庫。距離を置いて眺める跳ね橋も格別です。容易にハーバーランド公園との間を行き来できるようになったので、一歩引いた視点で周囲全体の美しい夜景を楽しめます。



カルメニ前の水辺空間に掛かる空中ブリッジや階段にも青色LEDを使ってゆっくり点灯と消灯を繰り返す照明演出が施されました。地味ではありますが、これも非常に綺麗です。



ガス燈通りのけやき並木イルミネーション。これまでは季節や期間を限定して点灯されていましたが、umie開業後は常に点灯しているようです。いつでも気軽に美しい夜の並木道を堪能できます。



モザイク運河通り沿いにも開業当初は無かった白色のLEDが柵下部に直線状に取り付けられており、これまで以上に華やかでクールな印象に生まれ変わりました。



ガス燈通り沿いのザ・ライオンズも照明演出の一部として柔らかな光を放っています。



今回の夜景撮影には実を隠そう三脚は一切使用せず、手持ちカメラにて実施しました。機材をこれまで長年連れ添ったCanon EOS 5Ｄから6Dに乗り換えしました。このカメラの特徴は高感度に非常に強いということ。ノイズが少ない上に、シーンメニューでの「手持ち夜景モード」は4枚の連続撮影を組み合わせて手振れを補正します。

今回の写真はすべてこの手持ち夜景モードで撮影してみました。三脚に載せて絞って撮影した絵程のシャープさはありませんが、手持ちであることを考えると十分許容できるクオリティでビックリです。技術の進歩には本当に驚かせられます。今後は気軽に夜景撮影ができそうです。