ハーバーランド

ハーバーランド東(弁天)デッキ改良工事 完成時期は来春に延期 デッキネットワークの構築がウォーターフロントの発展を促す?


ハーバーロードの西側歩道上空に架橋されているハーバーランド東(弁天)デッキは完成時期が来年3月に延期されています。完成形がかなり見えている状況ではありますが、まだ供用開始には5カ月近く掛かる模様です。



キャノピー(屋根)が付いた状態で上部の養生ネットは取り払われました。umieへのアクセス向上も勿論の事、ウォーターフロントの景色を眺めながらの空中散歩を楽しめるデッキとしても重宝される存在になります。



夜間景観にも配慮された照明演出が施されるのかどうか。三宮駅周辺の歩行者デッキはテープライトを設置して間接照明がムードを盛り上げる雰囲気になっています。



キャノピーにはLEDのダウンライトが仕込まれるようです。JR神戸駅前広場に連絡するデッキはプロメナ神戸に直結していますが、直線でumieとハーバーセンターを結ぶデッキに接続する南北方向のデッキも新設されると利便性が大きく向上します。また北端部もロータリーを越えて駅舎前まで延伸すると更に良しです。ただ駅前広場は将来的にLRTが乗り入れる事も想定していた方が良いでしょうね。



デッキ上の様子です。まだコンクリートが打たれたばかりのようです。タイル張りにするのか滑り止めを施した床になるのでしょうか。



弁天町交差点デッキの通行者数は令和1年度で約5,600人程のようです。この新デッキの供用開始後には6,000人への増加を見込んでいます。umieの開業後、デッキの通行量は大幅に増加したものと思われますが、将来的にはこのデッキとメリケンパーク方面を繋ぐと事ができれば更に利用者が増えるでしょう。



階段の手摺の取付も完成。手摺下はガラスが嵌め込まれるものと思われます。



umie・North Mall2階へと連絡する接合部分の仕上げも進んでいます。



弁天交差点部分の階段も手摺の取り付け工事が行われています。



三宮では駅を中心として東西や南北のデッキネットワークが再編・構築されています。ハーバーランドの更なる発展には、メリケンパークとの回遊性が鍵を握ると思われ、向上にデッキの活用が有効なのではないでょうか。今後もネットワークの発展に期待大です。

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