JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅構内リニューアル工事 駅ナカリニューアル最終エリア開業間近

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JR西日本が約17億円を投じて、2011年春から進めていたJR三ノ宮駅構内の改良工事がいよいよ完成を前に大詰めを迎えています。当所の予定では2013年春の完了予定でしたが、工期は大幅に後退して、1年遅れの今春に全ての工事が終了します。現在、工事が行われているのは改札外の南側通路に面したエリアです。

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改装以前からこの場所にあったベルギーワッフル専門店のMANEKENも同じ場所に復活します。また構内に漂うあの甘い匂いが食欲をそそるんでしょうね。

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この他、以前は宝くじの売店だった場所も同売場が移転し、新たな店舗が2店オープンするようです。

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中央に陣取るのが、エキマルスイーツ。JR西が運営するスイーツ店で期間限定で和洋問わず、スイーツ店が入れ換わるお店です。現在、JR大阪駅に2店、宝塚駅に1店を出店しており、三ノ宮駅が4店目になります。

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東改札口に隣接するコーナー部にはiiCOTが4月28日にオープン予定。女性向けに化粧品・アクセサリー・季節品・日用品を販売する雑貨店で、こちらもJR西の子会社が運営します。大阪駅店が1号店、2号店を新大阪駅に開業したばかりです。三ノ宮店は3店目。

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今回の改装によって、三ノ宮駅内の商業施設はターミナルビルのOPAも含めて女性をメインターゲットとする施設が急増しました。男性に用向きのある施設は隅の方に追いやられている感じがしないでもないですね・・・。よりお金をよく落とすのは女性なので、市場原理と言えばそれまでですが・・・。

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駅コンコース内に新たなトイレが設置された為に、東改札外にあったトイレが閉鎖されました。トイレ跡には以前、トイレの向いに営業していたQB HOUSEが移転オープンしました。

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これらの施設のオープンにより3年を掛けた一連の三ノ宮駅構内のリニューアル工事は完了を迎えます。利便性向上や店舗展開が今回の変更の主要目的でしたが、以前と比較してそれ程、大規模な変貌を遂げたという訳ではありません。これはやはりこれから計画されているターミナルビル建替を控え、小規模変更のみに留まったというべきでしょうか。そろそろ再開発に関して、新しい情報が欲しいところではあります。



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POSTED COMMENT

  1. sirokuma より:

    私の印象としては、何につけ三ノ宮駅は中途半端です。駅なかも良いけど狭いスペースに詰め込み過ぎじゃないでしょうか?
    こまごまと色々あるより、暫しくつろげる広いカフェがあった方が利用者にはありがたいと思うのですが…そごうへ続く陸橋もこの幅員にこの花壇は無いよなぁと思います。イメージが先行し過ぎて利用者の利便を置き忘れたようなちぐはぐさを感じます。

  2. 夢想家 より:

    先行オープンしたお店もそこそこ流行っているようで、狙い通り大規模改装までの日銭稼ぎは成功といえるでしょう。
    まあ、場所柄あそこで閑古鳥でしたら、どうしょうもないですが・・・。
    神戸市がまとめ役になって、三宮の開発が進められるようになったため、調整に時間がかかり、かえってスケジュールは遅れそうですね。
    各社から具体的な計画が出るのは2015年度以降になるでしょう。
    できれば2020年の東京五輪開催時には、一新された神戸の玄関で海外のお客さんを迎えたいところですが、ちょっと厳しいでしょうかね。

  3. しん@こべるん より:

    sirokumaさん

    Delicafeは一応ありますけど、小さい店舗を詰め込みしている感は確かにに否めません。スペース的な制約はありますが、駅ビル建替の際には構造的にも大幅変更を検討して欲しいですね。

    夢想家さん

    阪急は今年着手という当初の話でしたが、一体的に足並みをそろえる方向だと、スケジュールは遅れるかもしれませんね。2020年まで6年。結構きびしいかもしれません。

  4. sirokuma より:

    こんにちは、こべるんさん。

    私には、今年91歳になる父がいますが、一緒に外出すると普段気にもかけていない事が大変重要なことに気づきます。
    なかでも、休憩所の少なさは都心部に共通です。どうも最近の施設は、どこへ行ってもなにがなんでも歩き回れと、回遊性を重視し過ぎではないかと思います。
    年寄がちょっと腰を掛けて休めるようなスペースすら殆どない。高齢者・身障者には酷な都市構造になっています。バリアフリーだけじゃ駄目ですね。
    駅とかの公共スペースには、昔あったような待合の休憩スペースが欲しいものです。
    これから暫くの間は高齢者の時代になるのですから…そこいらも見越した開発をしてもらいたいですね。
    消費を促す為の仕掛けが、消費者を遠ざける結果を招いているのかもしれません。実際私の父も外出を楽しみにしているのに、少し歩き回ると疲れて帰りたそうにしています。年寄に限らず、男共にとり嫁さんの買い物に付き合うのは大変骨が折れるものですから。
    そこで提案ですが、回遊しにくい(集客しにくい)場所では大胆に休憩スペースを取りその周りに飲食も含め書店など各種専門店を集めると良いと思うのです、父さん・爺さんは休憩しながら、母さん・婆さんの帰りを待てるような。じっくりとお金を使わせようと思うならこの方が効果的だと思いますが如何なものでしょう?

  5. kingi より:

    個人的には阪急が絡むと碌なことが無いので
    三宮の開発は阪急抜きでやってほしいと思ってます
    実際、阪急三宮は場所的にも広さ的にも
    出来る事が限られます

  6. しん@こべるん より:

    sirokumaさん

    流れが良い場所と一定の溜まり場を作ることは非常に重要なことだと思います。高齢者も外出を楽しめる街造りは今後もっと注目されていくべきですね。ウミエはその点、行く先々にベンチが用意されています。それでも休日にはこうしたベンチがすべて埋まるくらいですね。センター街や駅前にもベンチや街路樹を据える余裕が欲しいですね。

    kingiさん

    まあそうは言っても阪急は今や阪急阪神なわけですから、そういった意味でも三宮の開発には貢献して貰わねば。JR駅とは西口でも連結してますし、三宮北側の再開発起爆剤にもなりますから。暫定ビルで20年放置したり、ハーバーを見捨てたりと恨み節は募りはしますが・・・。

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