ホテルシェレナ跡地

ザ・レジデンス神戸元町通 -ホテルシェレナ本館跡地-

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ホテルシェレナ本館跡地の東側半分の敷地で住友商事、近鉄不動産、住商建物が計画し、大林組の施工によって建設が進められてきたタワーマンション「ザ・レジデンス神戸元町通 (地上24階 高さ75.65m 総戸数137戸)が竣工しました。入居開始前にすでに完売しています。

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マリオンによる縦のラインとガラス手摺による横のライン、シックなモノトーンで統一した色調等、デザイン性やディテール性の高いファサードを備えたスタイリッシュなタワーレジデンスです。

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低層部は周囲の雰囲気を損なわないように石造の外観とし、隣接する神戸学生会館のデザインを踏襲して、街の連続性を生みだす事に寄与しています。

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南側のハーバーロード沿いです。街路樹が植えられました。

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1階部分は庇と柱のあるコリドール化されました。この奥にマンションのエントンラスが控えめにあります。

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東側の低層部の様子です。タワーパーキングのシャッター付エントンラスもこちら側に整備されました。

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北東側の見上げです。隣にジ・アーバネックスタワー神戸元町通が建設されるとこのサイドの姿は見る事ができなくなります。

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在りし日のホテルシェレナ本館です。震災後、長年に渡って幽霊ビルとして聳えていました。

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解体後の本館跡地です。敷地の西側は解体後まもなく神戸学生会館が建設れましたが、敷地東側には一旦は超高層の老人ホームが計画されました。しかしリーマンショックによってプロジェクトが白紙に戻り、長年に渡ってコインパーキングが稼働していました。

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ようやく本館敷地の再開発が完了を迎えました。小粒のタワーマンションですが、山椒は小粒でもピリリと辛いの如く、エリアのランドマーク的存在となりました。本館跡地全体の活用が行われていれば更に高い建物の建設が可能であったでしょう。

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集客好調なumie(ウミエ)へと導かれるハーバーロード。人通りも増えました。この落ち着いた美しいストリートにシックなランドマークはすでにこの風景に馴染んでいます。

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おまけですが、小さなサプライズ。同タワー敷地内南東角にスタイリッシュな案内標識が設置されました。

シェレナ跡地の再開発は東館跡地の最終章へとその軸足を移します。



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