ホテルシェレナ跡地

ザ・レジデンス神戸元町通 -ホテルシェレナ本館跡地-

cherena101.jpg

ホテルシェレナ本館跡地の東側半分の敷地で住友商事、近鉄不動産、住商建物が計画し、大林組の施工によって建設が進められてきたタワーマンション「ザ・レジデンス神戸元町通 (地上24階 高さ75.65m 総戸数137戸)が竣工しました。入居開始前にすでに完売しています。

cherena95.jpg

マリオンによる縦のラインとガラス手摺による横のライン、シックなモノトーンで統一した色調等、デザイン性やディテール性の高いファサードを備えたスタイリッシュなタワーレジデンスです。

cherena94.jpg

低層部は周囲の雰囲気を損なわないように石造の外観とし、隣接する神戸学生会館のデザインを踏襲して、街の連続性を生みだす事に寄与しています。

cherena99.jpg

南側のハーバーロード沿いです。街路樹が植えられました。

cherena98.jpg

1階部分は庇と柱のあるコリドール化されました。この奥にマンションのエントンラスが控えめにあります。

cherena100.jpg

東側の低層部の様子です。タワーパーキングのシャッター付エントンラスもこちら側に整備されました。

cherena96.jpg

北東側の見上げです。隣にジ・アーバネックスタワー神戸元町通が建設されるとこのサイドの姿は見る事ができなくなります。

sherena08.jpg

在りし日のホテルシェレナ本館です。震災後、長年に渡って幽霊ビルとして聳えていました。

cherena01.jpg

解体後の本館跡地です。敷地の西側は解体後まもなく神戸学生会館が建設れましたが、敷地東側には一旦は超高層の老人ホームが計画されました。しかしリーマンショックによってプロジェクトが白紙に戻り、長年に渡ってコインパーキングが稼働していました。

cherena93.jpg

ようやく本館敷地の再開発が完了を迎えました。小粒のタワーマンションですが、山椒は小粒でもピリリと辛いの如く、エリアのランドマーク的存在となりました。本館跡地全体の活用が行われていれば更に高い建物の建設が可能であったでしょう。

cherena92.jpg

集客好調なumie(ウミエ)へと導かれるハーバーロード。人通りも増えました。この落ち着いた美しいストリートにシックなランドマークはすでにこの風景に馴染んでいます。

cherena97.jpg

おまけですが、小さなサプライズ。同タワー敷地内南東角にスタイリッシュな案内標識が設置されました。

シェレナ跡地の再開発は東館跡地の最終章へとその軸足を移します。



関連記事
ホテルシェレナ跡地

旧ホテルシェレナ西館(第一グランドホテル西元町)・(仮称)神戸市中央区元町通6丁目計画 スタイリッシュな建物デザインが判明

2023年4月17日
こべるん ~変化していく神戸~
まもなく解体工事が完了し、新築工事に備えた準備に入る旧ホテルシェレナ西館跡地の(仮称)神戸市中央区元町通6丁目計画。和田興産が地上1 …
ホテルシェレナ跡地

旧ホテルシェレナ西館・第一グランドホテル西元町の解体撤去工事が開始される 和田興産が再開発へ 元町商店街の活性化の一翼となるか

2022年1月18日
こべるん ~変化していく神戸~
西元町のランドマークであったホテルシェレナ神戸。本館、東館、西館の3棟構成の建物でしたが、震災で被災した本館と東館は解体され、その後、タワ …

匿名 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です