神戸ハーバーランドumieは4月18日に開業決定!

改装工事が着々と進められている神戸ハーバーランドのダイヤニッセイビル商業棟及びモザイクを合わせた新施設神戸ハーバーランド「umie」。事業主であるイオンモールと三菱倉庫よりようやく開業に向けたプレスリリースが発表され、新施設の開業は4月18日(木)と決定しました！



これまで明らかになっていたキャナルガーデン内のデッキ新設や手摺、外装の改装に加え、umie South Mall(旧神戸阪急)内の大吹き抜け空間も健在で、有効活用されているようです。



現状までに出店が判明していた外資系ファストファッションブランドやシネコン、大型書店をはじめ、延べ約8万5000平方メートルの売場面積に対して、関西初出店13店、神戸初出店が40店となる合計225店舗が集結する一大商業ゾーンが誕生します。



また3,000台の駐車場は最初の2時間が無料、以降、買物金額に応じて平日最大7時間、休日6時間が無料になるリーズナブルな料金設定が予定され、一日滞在型の施設として、近隣のみならず明らかに広域圏からの集客を想定しています。



同時期に開業する神戸アンパンマンミュージアム＆モールを見据えたファミリー層向けのテナント進出も顕著です。ウルトラマンのキャラクターショップやトイザらス・ベビーザらスの複合店も夏までに開業予定。



フードコートの整備によって飲食店数も大幅に増加します。ハーバー開業時のようにアパレル、雑貨、家電、書籍、映画、飲食と全てのジャンルを揃えたテナント構成が復活。背伸びせずにゆったりと潮風に吹かれて一日中楽しめるハーバーならではのショッピング空間がいよいよ完成します。

街開き以来、紆余曲折を繰り返してきたハーバーランド。今回のリニューアル再生に集ったテナント構成はさすがイオンモールが手掛けただけあって多種多様です。もうひとふん張りして、更に話題性のあるテナント誘致を頑張って欲しかった感もありますが、この20年、数々の所有者交代劇による進出後の不振を考えると、上出来でしょう。



三宮・元町との競合に加え、大阪や阪神間のモールとの競争も熾烈を極めますが、十分な力量とハーバーならではの景観も手伝って神戸以西からの集客に期待が掛かります。初年度は1500万人の来場者及び360億円の売上を見込むようです。



建物外観工事も順調に進んでいます。



頂部の装飾リニューアルの様子も養生シートが外されて明らかになりました。



キャナルガーデンもそうですが、全体的に色調のコントラストを強めて上質感を際立たせた印象になります。



キャナルガーデンの大屋根のポリカーボネート材の付け替え工事も着々と進行中です。



クリアで透き通った部分が改修済の部分です。改修後にはすっきりした青空や雲がアトリウム内で見る事ができるようになるでしょう。



屋上部分には新設された空調関係のダクトが大蛇のようにうねっています。

待ちに待った公式発表がなされた今、もうあとは改装工事の完了と実際のオープンを待つばかりです。