JR三ノ宮駅中央口に直結している三ノ宮ターミナルホテルのエントランス周りの改装工事が完了しました。ダークな色調、そしてルーバーと照明演出によって高級感とシック感を醸し出しています。
11階のシャンテクレールはこれまでの喫茶ラウンジから、ベーカリーを併設したカフェへと変身。
駅前広場に面してはフラワーショップが入店。ホテルロビーへのアクセスエントランスもリニューアルされました。
中央改札横の自動切符売場も閉鎖されて、臨時売場が向かいの旧Tis三ノ宮支店跡に移設されました。
駅北側も外壁が解体されて工事が進められています。
駅構内の外でも新たな変化が見られます。建設工事が進められてきたミント神戸前の歩行者デッキもいよいよ開通を迎えました。
タイル面は既存のミント前デッキと統一され、ガラスとアルミの手摺も同様の物が取り付けられています。
幅員は4m。まだそれ程認知されていないせいか通行量はさほど多くはありません。正式名称は「三宮東歩道橋」。
7月30日より供用が開始されました。
新デッキの南側に連結して新たに東方向にデッキが新設されています。
新設デッキの幅員はそれ程広くはありません。こちらは今秋に完成予定です。歩道橋を渡った淡路銀行前にもエレベーターが設置される予定です。
2号線歩道へとアクセスする階段は傾斜が緩やかで、一段一段も高さが抑えられています。
新デッキが完成すると、現小野柄歩道橋は撤去されることでしょう。長い間、お疲れ様でした。
エレベーターも供用開始され、新小野柄歩道橋が三宮東歩道橋に接続すると、三宮駅前エリアの三層構造ネットワークは一通りの完成を迎えることになります。できれば三宮東歩道橋とそごうを接続することで、駅前の商業施設を回遊できるように改造を継続して欲しいと思います。
三ノ宮ターミナルホテルエントランス改装+新ペデストリアンデッキ開通
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ここまで改装すると、三ノ宮駅の立て替えはとうぶんないんでしょうね。
ところで、シティタワープラザの商業施設棟は結局どうなるのでしょうね。
売り場面積はOPAぐらいはあると思うので、飲食店やカフェでおわるのではなく、若者向けのファッションビルにならないでしょうかね。
そうすると、三宮への人の流れが増えてOPA、マルイへも相乗効果が見込めると思うんですが、いかがでしょう?
東側に活気をつけてほしいですね。
三ノ宮駅の建て替えは当分ないし、やるなら神戸市の財政が改善し、阪急・阪神の投資意欲が神戸に向いた時やる方が良い。
渋谷、横浜、博多、名古屋、大阪北ビルでも同じだが、六大都市の大規模駅ビルとしては20万㎡以上、商業施設で10万程度である。それには渋谷方式で阪急とJR西日本、神戸市が一体で駅ビルを造らないと不可能である。もちろん地下鉄と阪急の乗入れが前提で、商業施設の中核に阪急百貨、専門店ビル・ルクアという構成である。神戸市が両社の介在が出来るかである。
※こべるん様の当初案がそれ近い、私は一棟で出来ないと考えるが。
中途半端な施設は神戸のイメージダウンでいらない。
今JR西日本としてはオープン一年後の大阪駅北ビルの大不振の伊勢丹、停滞気味のルクアの建て直しが課題で、11月の阪急百貨のグランドオープンの影響を分析し、来年3月のグランフロントオープンをにらんで同時期に伊勢丹を大改装すると思われる。その成否が三ノ宮駅ビルに影響すると考える。三ノ宮としてもハーバー復活や卸市場のイオンで市場拡大か食い合いかで様相が違う。
内外の影響をしばらくは静観する時期と考え、改装したと見る。
今回の三ノ宮駅建替えのケースで思ったことは…
1970年代から1980年代にかけて神戸は、当時の潤沢な資金を使って、都市の改造に突っ走ってきました。開業当時のさんちかは日本一の地下街と呼ばれていましたし、センター街には梅田に対抗してさんプラザが造られて、どの街よりも輝いて見えてました。ポートアイランドのファッションタウンしかり。
しかし一気に開発された施設は一気に古くなっていきます。その中で旧居留地の、古いものが輝きを放って魅力を増しています。三ノ宮駅一帯の開発は、時間が経過しても市民にとっても観光客にとっても使いやすくて渋みの増すような建造物にしてほしいと思いました。ハーバーランドの二の舞にならないような。また渋谷駅のような官民一体となった開発を参考にしながら。
三ノ宮駅改造、今度は神戸が他の都市の状況を見ながらよりよいものを造っていくという番になったということでしょうか。
ウェルチさん
建替は気長に待ちましょう。
シティタワープラザは未だ概要が見えてきません。住宅棟も外観はほぼ完成を迎え、街開きは確実に近づいています。ファッション性の高い商業施設を期待したいところですが(周囲の活性化を促すためにも)、エリアの性格がどうテナント構成に影響を与えるのか注視したいと思います。
淀屋さん
私の当初案はツインビル構成でしたが、とにかくJR、阪急、市の三者が共同で事に当たって、一帯開発を進めて貰えるのが最善ですね。従ってJRが単独で建替を進めなかったことは結果的には吉だと思います。渋谷や横浜の例を見習ってJR-私鉄の垣根を越えた共同開発による相乗効果に目が向くよう市が先導していくべきではないかと思います。それには阪急の地下鉄乗入を実現させなければなりませんね。
tetさん
先行者はどうしても後発組から見ると見劣りする点は否めませんね。街のみならず商品でも最新の製品は見栄えやスペックが良いのは当たり前ですから。
三宮の再開発は、一度手掛けると少なくとも今後50年以上は不変となるでしょうから、他都市の成功例・失敗例を参考にして、関連企業と自治体による完全連携で事に当たって欲しいと思います。再び神戸が成功例として他都市の参考になれるように。