ハーバーランドの玄関口となるJR神戸駅構内のViento神戸の閉店については以前取り上げましたが、リニューアルオープンを月末に控え、新店舗の詳細がJR西日本の子会社で神戸市内や明石、姫路のJR駅構内の商業施設を運営する神戸SC開発より公表されました。新施設の名称は「PLiCO(プリコ)神戸」。JR神戸駅を皮切りに今後、同社が神戸で運営する施設を順にPLiCOへ名称変更します。
PLiCO神戸には26店舗が入居。Vientoからの継続出店は6店のみ。残りは新規出店となり、売場面積も2,320㎡へと拡大。構内西側のVIERA内にある光洋にあったミニ成城石井も正式にPLiCO内へ出店。クロスカンパニーの主力店舗である「ミサイルほど~の~」で一躍有名になった「アースミュージック&エコロジー」の駅ナカ施設業態であるステーションストアも進出します。
2,320㎡の売場面積で25億円の売上高を目指すそうなので結構強気の設定と言えます。今後、大幅な改造と再生が期待されるハーバーランドがまずはその玄関口から大きく生まれ変わろうとしています。開業は3月31日です。
ちなみにこちらが駅北側の出入り口に設置されたにも夢見鶏。存在は知っていましたが、待ち合わせ場所スポットとして設置されたオブジェだとは知りませんでした。なぜ認知されないのか?それはズバリ。設置場所が悪い以外理由は他にないでしょう。素直に移動しましょうよ。500万円もしたんですから・・・。
さて、ここからはハーバーランドへの導線の話題です。神戸市はハーバーランド開業20年を機にこの街が抱える問題の根本である導線の改善にようやく乗り出すことを決意したようです。神戸新聞の報道によると、導線見直しに調査・検討費を含め予算案に計4千万円を計上したとのこと。改良には歩行者デッキか地下道に手を加えることが検討されます。
JR神戸駅の南側中央口を出るとまずはDUO神戸地下街へのエントランスが出迎え、ハーバーランドの入り口という認識を得ることができます。初めての来街者は迷うことなくエスカレーターに乗って地下へ潜ることになるでしょう。
Duo神戸地下街はそれ程複雑な構造はしていませんが、ハーバー方面へは多少角度があるので、前方に何があるのかは分かりずらい部分があるのは否めません。ただサインは設置されているので、ここまではさほどの問題もなく辿り着けるかと思います。
問題は更に進んだこの通路の奥の突き当り。ハーバーランドセンタービル入口とプロメナ方面へのT字路です。ここでどちらへ進んだら良いのか分からなくなる人が大半でしょう。一応、壁にはマップの掲示、ボランティアの道案内の方がいたりと、それなりの工夫はされていますが、本来はこうした措置を取らずとも直感的に街の中心へと導くことができなければ街の回遊性は生まれません。
市は昨年、ガス灯通りへのアクセス路改善を目的にエスカレーターの設置やエントランスの改装を行いました。しかし根本的な解決には程遠い措置であり、このアクセス路の使用者増加にはあまり効果的であったとは言えません。
続いて地上はどうでしょうか。駅ロータリーの南端に歩行者デッキへと繋がっているスロープが存在します。ハーバーランドへのサインは幾つも設置されてはいますが、そもそも看板を見ながらハーバーへ行く必要のある人がこのアクセス路自体に足を踏み入れることはほぼありません。
デッキは二号線を跨ぎ、阪神高速と浜手バイパスを頭上にしているせいか薄暗く、廃棄ガスで汚れた感があり、ハーバーへのアクセス路と呼ぶにはあまり快適な場所ではありません。
地上から見たデッキです。駅ロータリーから北方向に進んだ後に東方向へ折れて幹線道路を横断してプロメナ神戸の2階側面入口に到着します。
プロメナを通り抜けると更に新たなデッキを経てようやくキャナルガーデンへと到達します。
キャナルガーデンへの空中経路はもう一つ。ハーバーランドセンタービルの2階からガス灯通りを横断するデッキです。
このデッキに到達するまでにはハーバーランドセンタービル内のスペースシアターを縦横するエスカレーターを幾つも乗り継がなければなりません。
神戸駅からハーバーの中心部へのアクセスには必ずエントランスの役割を果たすこれら二棟の建物を通らなくてはならない設計になっています。しかもこれらの建物は垂直方向に広い面積を持つタワー構造の建物でありながら、内部も更に入り組んだ導線が敷かれており、来館者を迷わせます。
こちらが私の考える改造プランです。デッキと地下道の改造のどちらかという事ですが、最善な方法は双方に改良を加えることです。まずデッキは駅中央口前からロータリーを経てほぼ直線的にスペースシアター前の交差点まで設置。この交差点はハーバーの各中核施設の中心地点になるので今後の改造における重要なキーポイントになるのではないかと推測します。
ここに円形のデッキを整備してプロメナ、ハーバーランドセンタービルを訪れる人は左右に分かれてビル内へ。キャナルガーデンやモザイク方面に向かう人は更にデッキを進んでキャナルガーデン二階のデッキへ直結します。円形デッキは開放感を損なうことを最低限に抑えつつ、各施設にアクセス路を平等に提供して公平性を保ちます。
地下道は現在のハーバーランドセンタービル入口付近からガス灯通りの地下部分を経てキャナルガーデンまで延伸。神戸駅とキャナルガーデンが地下、地上、空中の三層ネットワークでダイレクトに接続します。
技術や予算的な部分は全く無視したプランですので実現可能かどうかは定かではありません。ペデストリアンデッキは浜手バイパスのスロープがネックになるでしょうし、地下道は配管等や資金的な部分が問題になるかもしれません。
市では西元町方面からのアクセスも改造の検討対象にしているようですが、予算を分割することで双方が中途半端にならないように配慮して欲しいものです。個人的には神戸駅からの導線改造にまずは集中投資して本格的な改良を加えるべきだと考えます。
ちなみにこちらは横浜のみなとみらい21です。最寄駅はJR桜木町駅ですが中核施設までは駅前から距離がある為、動く歩道を併設したペデストリアンデッキが設置されています。神戸駅からハーバー以上の距離がありながら、導線は単純明快でそれ程の距離を感じさせません。また近年は地下鉄のみなとみらい線の地下駅が中核施設の真下に開業したのでますますアクセスが向上して賑わいを増しているようです。
本日3月11日に閉店を迎えた神戸阪急。20年の営業を経てその歴史に幕を下ろしました。最後の砦であった阪急の閉店により1992年のハーバーランド開業に進出した主なテナントは全て撤退したことになります。
最終日の神戸阪急は往年の賑わいを見せていました。1月からの閉店セールによって前年比2倍増の売上となったそうですが、店内は大丸神戸店やそごう神戸店以上の人混みで、百貨店のあるべき姿を垣間見たような気がしました。この賑わいが常であれば阪急の撤退はなかったはずですが、閉店セールでなければこの賑わいの実現は叶わなかったことでしょう。神戸阪急の撤退にはやはり寂しさを感じ得ませんが、ハーバーの再生には必要不可欠であることは間違いありません。
最後ということで私も閉店セールの売上に貢献をさせて貰いました。この賑わいは驚くことに阪急の店内にのみならず神戸駅からDUO神戸、プロメナ神戸、モザイク等の周囲の施設に至るまでハーバー全体に波及していました。
この賑わいに私はある種の明るい可能性を感じました。つまりは阪急跡の後継施設が中心となってそれだけの集客効果や魅力を発信できればまだまだハーバーの再生は実現が叶うという可能性です。
阪急跡の後継施設はイオンモールによってすぐに改装工事が開始されるそうです。新施設の開業時期は1年後。神戸新聞が明らかにした後継施設の概要は以下の通り。
-低価格の海外衣料品ブランドなど約100店を誘致
-13年5月の大型連休前に全面オープン
-1-2階は若い女性向けの衣料品
-3階以上はベビー用品など家族連れを対象としたブランドを誘致
-通路を数本増設し両館(HA・RE館と新館)の回遊性を高める
-HA・REとモザイクも一部改装
ファミリーやカップルに客層が変化していた現在のハーバーの顧客層に、若い女性を呼び込みつつファミリー層に対して更なる充実した施設への転換、施設内の回遊性を高める動線の確保等はある意味、勝利の方程式の正攻法を採用したと考えても良いでしょう。活況を博す同じく阪急百貨店のある西宮ガーデンズ、垂水のマリンピア、神戸三田のプレミアムアウトレット、あべのキューズモール、大丸梅田店等、郊外型のアウトレットモールから都心の百貨店まで今、成功している商業施設は皆、「女性」「ファミリー」をメインの顧客層にターゲットを据えています。
現在、二つの商業施設棟を繋いでいるキャナルガーデンの2階部分には3本の通路が存在します。通路を数本増設するというのは2階部分にのみ留まるのかそれとも他階も含むのか。
また通路の繋ぎ方も現在はたすき掛け状にデッキが掛けられており、一方のサイドにデッキが建物と平行にある場合、向かいの他方は壁になっているので、デッキを増設にするに為には、壁になっている部分に新たな入口を設けるか、もしくは建物に平行する縦方向のデッキを設置する必要があるということになります。
縦方向のデッキがある部分もエントランス以外は全てショーウインドウや柱となっており、基本的には単なる通路の役割しか果たしていません。
こちらは西宮北口の西宮ガーデンズの店内です。キャナルガーデン同様に吹き抜け空間を中央とし、両側に店舗が並んでいる様子やその間を空中デッキが連結している姿は基本的に同じですが、根本的に異なる点は両側双方に縦方向の移動用通路があることと、店舗が通路に面してオープンになっている点です。もちろんこうしたモールの場合は一店舗毎に小さく区画が分かれていますので、キャナルガーデンとは構造的に違いますが、現状のように数ヵ所のエントランスから大型ビル内部に人を引き入れようとする閉鎖的なシステムでは面的な広がりを生み出すことはできません。
今回の改装にはより現代のモールに近い状態に改良を加えることができればと期待したいところです。2階部分には両サイドに通路を確保し、中央の空中横断デッキを複数設置。入口も双方の建物の1-2階に多く設け、一部はオープン店舗にして更に奥の店内への通路の役割も果たさせることで、人の回遊性を促すことができるようにして貰いたいですね。古い建物ではありますが、三宮センター街のさんセンタープラザはこうした構造になっているかと思います。
ただ神戸阪急の建物も素晴らしい部分はそのまま活かして欲しいですね。建物中央にある円形吹き抜け空間のロダンダは豪華客船を彷彿とさせるゴージャスな造りで開放感にも溢れています。
新しいショッピングモールに生まれ変わってもこのロダンダがイベント等で中心的な役割を果たすことになるのは間違いないでしょう。もしかしたらイオンはイオンモールの冠はこの施設には付けずに新たな業態ブランドの一号店とする可能性もあるかもしれません。
神戸阪急が歴史の幕を下ろし、1年後にはイオンによる新しい幕が上がる。その大きな変化のうねりはハーバー全体に波及することは間違いなく、PLiCO神戸を皮切りに、新しい導線確保の為の大規模改造やHMI社によるハーバーランドセンタービルのホテル棟の再稼働、その後に控える商業棟の復活も同時進行で進められるものと考えられます。今やハーバー、三宮、元町といった市内の地域間競争ではなく、大阪都心や郊外モールを含めた都市間競争にまで商業戦争の地図は拡大しています。ハーバーは都心にありながら海辺という最大のアドバンテージを持っているのですから、利点を活かしつつ時代に迎合した進化を遂げることで、今後こそ真の再生を遂げてくれることを切に願います。そしてその為の役者は揃いつつあります。阪急の閉店セールはその片鱗を垣間見ることができたような気がします。
神戸市は導線改造に加えて最近周辺整備を行った煉瓦倉庫レストランの南側のハーバーウォークに新たなイルミネーションの設置も検討しているようです。夜間には夜景を堪能しながら、潮の香りや波の音を聞きながらまったりと佇める居心地の良い空間が広がっているので、派手ではない落ち着いたイルミネーションがあると更に雰囲気を盛り上げることになるでしょう。
ガス灯通りのけやき並木のイルミネーションも非常に美しいのでもっとこのイベントを何らかの形でルミナリエに絡める等、発内外に発信して認知して貰えるようにするべきではないでしょうか。
最後はおまけですが、煉瓦倉庫レストランの専用駐車場として利用されていた神戸情報文化ビル裏のパーキングが閉鎖されました。神戸市の市有地ですが、いよいよ公募入札によって再開発の事業者が決定される予定です。
PLiCO神戸+導線改造プラン+神戸阪急閉店 -ハーバーランド再生計画本格始動-
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こんばんは。
綺麗な写真と詳細な情報、いつもありがたく拝見しております。
導線はどうしてこうなっちゃったのかな、と開業後から子供ながらに感じていました。
さて、計画案ですが、面白いですね。
ただ、僕はもうペデはキャナルからモザイク/オーガスタ/西武の3本以外は要らないのではないかな、と思っています。つまり神戸駅へのアクセスとしては不要。とにかく地下街の終端=キャナルの入口を良い空間にして、地下という閉鎖空間ではあってもその一つの導線(駅~デュオ~キャナル)に人が集中するように試みた方が、賑わい的にも演出としても良くなるのではないかな、と。(対比効果:一度隠すことでより高揚感が増す、F.L.ライト)
もしどうしても掛けるなら、完全に空想ですが、阪神高速を「跨いで」掛けるくらいの仕掛けがあっていいのではないでしょうか。たとえばこれをメリケン波止場でやると「受け」がないので非合理ですが、ハーバーだと多分西武の4~5階あたりに着地できて面白いのではないかな、と。結構な長スパンですから斜張橋にでもして、眺めも良いスポットとして、しかもシンボル的な存在になるでしょう。下手なものを掛けて「ドブに捨てる」くらいなら大枚はたいてでも良いものを作る方がマシかと。
ではでは。
夢見鶏はぼくは神戸新聞で初めて知りました(笑) 場所が悪すぎますね。かといって代替場所があるかと言われると・・・ない気もしますが。
桜木町からランドマークタワーはこの写真だと近い感じもしますが、僕が歩いた感じでは遠いし、観覧車までなら尚更でした。夜になるとムービングウォークが停まって大変。しかも一つ一つの建物がデカイのでかなり距離あります。でも単純だとは思いました。ハーバーの場合はやたらめったら建物に入るし上下に移動させられるので。
僕としてはDuoにムービングウォークつけて、Duo出口のエスカレーターをファミリオ棟のフロア(前のマクドのとこ)でなく、直接ファミリオとHA・RE繋ぐデッキに繋ぎ(かなり難しいと思いますが導線は簡単になると思います)、イオンやHA・REのショーウィンドウ側にムービングウォークをつけてスムーズな歩行を可能にしたらいいかなと思います。もちろんムービングウォークは少し遅い時間まで稼働してもらってですが。地上からの橋だってムービングウォークでも構わないと思います。
イオンはみなとみらいのワールドポーターズのような名称を使っているところもあるので、個人的には同じようにしてほしいです。イオンモールってそのままつけちゃうと郊外店みたいないイメージがそのままついてしまいそうで怖いです。
ハーバーウォークは今のままでいいと思いますが、なんかするなら落ち着いた雰囲気は残してほしいですね。
文京移民さん
私もスカイデッキとして阪神高速をまたぐことは考えてみましたが、バリアフリー化が困難ではないかと思い、記事にはしませんでした。地下道延伸が最終的には構造上最もシンプルな選択肢かもしれませんね。デッキは現在の入口を駅前まで延伸する位で留める程度で良いかもしれませんね。地下アクセス路はプロメナもファミリオもそれぞれに改造が必要ですね。
翔@KOBEさん
みなとみらいはハーバーより遥かに広大な面積を持っているのでムービングウォークが大前提だったのでしょう。DUO神戸地下道は上下線のムービングウォークを設置するには通路が狭いかもしれません。反対側の通路と上下を分ける案も考えられますが、西側の通路はあまり認知されていないのと、最短距離を通りたい人の心理によって、人通りは少なく東側の通路に通行量が偏っています。
イオンのモールは何らかの新ブランド設立が好ましいかと思います。イオンの都心進出店の布石になるかもしれません。
力作ですね。神戸に対する熱い思いが伝わります。
さて最盛期ハーバーはダイエー300、阪急280、西武150、その他100 計830億の売上があったと推測します。
今はハレ100億、阪急80億、その他50億として230億と推測します。
イオンの計画はハレにコムサ、ユニクロ、ライトオンの紳士3大ブランドや電機、スポーツ、家具の大型店があり、三宮はセンター街はじめ百貨店、専門店は価格はちょっと高め、年齢も高めの25~35才の女性がターゲットでエレガンスファッションに強いという点を踏まえ、差別化としてなかなかいい店ぞろえ計画と思います。
イオンモールは面積5万から8万で平均250から300億の売上ですから阪急跡3万として150億が目標でしょう。
さてアクセス駅からの改善案ベストですが、大きな期待は薄とみてます。なぜか横浜駅は日本五位120万、三宮の倍の乗降客数、神戸駅は横浜の約1/10の14万、三宮の20%強で都心とは言えない数字です。ハーバーはやはり郊外型でイオンモールの商圏40万は兵庫、長田、須磨、垂水、西区からの車客で可能でしょう。県内でイオンモールは姫路2店、伊丹2店、明石1店、北区1店、他社モールは西宮2店、尼崎2店で空白地帯への出店で都心の三宮と差別化すれば採算可との出店と読めます。※広島では都心に近く苦戦している。モールは都心に弱い。
神戸大丸といえども大型駐車場があり、大阪阪急梅田の駐車場なしとは違うので駐車場は神戸では大きな武器です。本来なら二号線直結で作るべきを、敷地内右折、左折と混雑のなか駐車場に行くというお粗末さは改善無理としても3時間は無料サービスを行うべきです。
あとは福岡市のキャナルと同じポジションですので、イオンがどれだけコンセプトに沿った中で話題の店を配置するかでしょう。
※外資系のH&M、フォーエバー、ザラ等の大型ショップ
競争激化の中でハーバーとしては最盛期売上の半分まで西武跡含めて回復できれば復活ですね、期待しましょう。
淀屋さん
詳しい数字を元にしたご意見ありがとうございました。そうですね。福岡のキャナルシティは増築も行って一定の成功を収めています。ロケーションは天神や中洲からも徒歩圏ではありますが、都心のど真ん中ではありません。キャナルの成功例は一つの教本と考えて良いでしょうね。他、あべのキューズモールも現状は好調ですね。郊外型と都心型の中間的な位置付けでこれまたハーバーに近い条件です。天王寺のターミナル性は三宮に匹敵するのでこの点は異なりますが。とにかく再生の際は投げられたので、テナントの起爆力を元に既存施設のリニューアルも同時に進め、神戸以西からの集客を期待したいですね。
既にご承知かと存じますが、旧煉瓦倉庫駐車場について
落札結果が判明しましたのでお知らせ致します。
落札者:伊藤忠都市開発株式会社
落札金額:31億2千円
入札参加者:3社
2位以降の金額(入札者は非公表)
27億8千万円
11億4,636万円
以上です。
追伸
ザ・ライオンズハーバーランドの店舗スペースですが
また他社に売却されました。
店子が以前見つからず、転売が相次ぎ困難を極めています。
たなかさん
いつも情報をありがとうございます。ライオンズの店舗は転売続きなのですね。今後の再生プロジェクトの行方次第では引っ張りだこになるかもしれませんし、慌てず果報は寝て待てではないでしょうかね。
はじめまして。遠くオランダから、いつか戻る神戸の現況を知るために、よく拝見させていただいております。
亀レスですが、2号線を地下にして、神戸駅からこべっこセンターあたりまで地上を歩いていけるようにはできないのですかね?
ハーバーランドに行っていつも思うのは、とにかく動線が複雑なこと。神戸駅からキャナルガーデンに行きたいだけなのに、なぜあんなに下ったり、上がったりを繰り返さなければならないのでしょうか。
詳しいことは知りませんが、ハーバーランドを走る乗用車は通り抜けよりも駐車場に行く車が多そうなので駐車場に入る車の渋滞ができないほどの大きな駐車場をカルメニ裏、湊小学校の地下付近に設置して、車の動線をダイヤパーキング交差点←→湊小学校の往復(+必要であれば、湊小学校付近地下駐車場からファミリオ横を通って、2号線に直接出る地下車道)にすれば、ファミリオ前の道がなくてもなんとかならないのですかね?
まぁ完全な素人の妄想ですが。
kobesweets101さん
オランダよりはるばるようこそ。遠方で神戸の様子が知りたい方に神戸の今をお届けするのもこのブログの目的の一つです。
ハーバーの導線が複雑なのは各施設の集客に配慮した結果ですが、結局は水の流れを不自然にせき止めてしまったことになります。
ハーバーでは渋滞は現状では深刻な問題にはなっていません(今後は分かりませんが)。根本的な問題は駅からのアクセス性です。二号線と阪神高速、浜手バイパスという三重幹線路が駅とハーバー中心部を分断してしまっていることが心理的にも物理的にも大きな障害となっています。しかし私も車の動線にも将来的には何らかの手を加えるべきだとは思っています。
今後ともよろしくお願いします。