ノートルダム神戸 -かもめりあ東用地-

「待ってました!」という光景が広がっています。かもめりあ横で建設が進む複合商業施設「ノートルダム神戸」です。鉄骨建方が大詰めを迎え、この建物の特徴である6階「グランドスカイカテドラル」のシンメトリーな双子の大屋根の大屋根部分の作業がかなり進捗しました。



最高部に達したことで建物の完成時の様子が容易に想像できるようになりました。まだ見慣れていない景色のせいか、実物を見ても現実感がなく、ちょっと幻想を見ているようなそんな気分でした。



特徴的な建物が数多く集まるウォーターフロント地区において他施設に引けを取らないデザインを持った建物になることは間違いなさそうです。最終案パースが公表された当初は、それまで変遷を繰り返してきた幾つもの意匠と比較すると、正直疑問符が付いたことは否めませんが、いざ実際に建物が姿を現すとなかなか個性的で周囲に馴染みそうです。



大屋根が出現したインパクトは計り知れません。かもめりあ前のロータリー整備の必要性は正直、これまではあまり感じてられませんでしたが、周辺施設の集積が高まってきたので、今後はもっと有効的に活用されるべきかと思われます。



絶景をバックに感動の挙式を可能にする開放感溢れるこの空中チャペルは「海外挙式」ならぬ「KOBE挙式」を全国に、アジアに浸透させることができる起爆剤になるかもしれません。



鉄骨建方が完了すれば外壁パネルやガラスの設置が始まります。ウェディング施設としての機能がこの建物のメイン用途ですが、やはり期待してしまうのは、一般にも開放された付随施設である噴水とスイーツテラスです。これらの設置や施設概要が判明するのはまだ少し先かと思いますが、それでもあとたったの半年です。



北側のファサードの骨格も形成されました。かなりの迫力があります。付近を通行する人々もこの大きさに圧倒されているようでした。これからは外壁工事や敷地内の整備の状況をお伝えしていくことになるかと思います。



おまけですが、神戸ハーバータワーが隣り合うエレガーノとほぼ肩を並べました。ウォーターフロントは刻々と変化を遂げています。そろそろ第一突堤のプロジェクト再開を期待したいものです。