ノートルダム神戸

ノートルダム神戸 -かもめりあ東用地-

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中突堤横のかもめりあ東用地再開発事業・神戸PROJECT。2012年秋に開業する予定の複合商業施設「ノートルダム神戸」の建設状況更新です。計画が頓挫し、建設工事半ばで中座して数年間放置されていた「ミッドポートプロジェクト」の基礎部分の解体工事が本格化しています。

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作業工程表も気持ちの良い位、解体、解体、解体です。土工事と地盤の掘削や切り取り、埋め戻し、盛り上げ等のことです。

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10台近いショベルカーが建物基礎部分の解体や地盤掘削作業を進めていました。やっとプロジェクト再開といった感じが出てきましたね。

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解体工事と掘削作業が盛んに進められている敷地西側の傍ら、敷地反対側の東側中央には三点式パイルドライバーが登場していました。山留め壁構築の為の杭打ち作業を開始しています。

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敷地北側中央にはセメントサイロとミルクプラントが設置されました。

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敷地計画が具体的にはわかりませんが、おおまかにはこんな感じでしょうか。約1.2ヘクタールの事業用地を考えると、かなり大胆ですね。建物の延床面積は約1.5万平方メートルですから、対敷地面積で考えるとほぼ平屋。

ここよりも小さい0.8ヘクタールの敷地面積で再開発が進められている旭通4丁目の建物延床は9.3万平方メートルですからおよそ6倍。臨港地区であるこのエリアの容積率は200%(旭通は750%)なので、ウォーターフロントの眺めを満喫できるように施設の階層を増やすには、建築面積を絞る必要があります。

式場やスイーツテラス等の施設概要を考慮すると、パーキングの占める割合も大きくせざるを得ないのでしょうね。

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パースはイメージ部分が多いのか建物本体以外のエリアはあまり正確な描かれ方がされていません(中突堤中央ビルの北側が緑地化されていますが、同ビルはもっと北側まで敷地があります)。

このプロジェクトの場合、施工期間は一年なので超高層ビルの計画よりも遥かに速いペースで工事の進捗が見られることでしょう。随時、建設工事の模様をアップしていきたいと思います。

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少し気になるのが、かもめりあの北側に立ち並ぶ古い上屋群。一部の建物はアートスペースや劇場、ライブハウスとして再利用されていますが、どうしても外観の老朽感や殺伐感が周囲とはミスマッチな気がします。

大規模リノベーションを施して、ビエンナーレ常設会場、バーやレストラン、カフェ、SOHOやデザイナーズ住宅へ改造し、周囲への美観や賑わいを提供するエリアへと変貌させて欲しいものです。



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POSTED COMMENT

  1. 翔@KOBE より:

    阪神高速?からの眺めは少し悪くなってしまって残念ですが、神戸の顔ともいえるこの地域の風景に馴染んで、活性化に一躍かってくれるといいですね!

  2. 旅人 より:

    独創的なデザインがいいですね。
    完成するのが楽しみです。
    このあたりがハーバーランドが誕生したころの活気を再度取戻してほしいと思います。

  3. しん@こべるん より:

    翔@KOBEさん

    阪神高速ではなく浜手バイパスですね。東行きは結構な高さがあるのですが、この建物も50m近い高さに達していそうですから、多少の眺望の弊害はあるでしょうけど、周囲から見るとまた違ったランドマークになるかもしれませんね。

    旅人さん

    幾つものデザイン変遷を経て、この形になりました。正直、その中でのベストではありませんが、悪くはないと思います。ハーバーの規模を考えると今では夢のような巨大開発だったことが実感できますね。今、開発されるとしたら、どんな概要になっていたのでしょうか。

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