知り合いの方から食事券を頂いたのでJR神戸駅北側駅前の飲食店ビル「神戸アークプラザ」の7-8階にある中華料理「天安閣」へ行ってきました。窓側の席だったので神戸駅を挟んでハーバーランドのビル群を一望できる素晴らしい眺めでした。
ハーバーランドセンタービルです。高層棟のオフィスフロアのみが稼働している状態です。ホテル運営会社であるHMI社が買収しましたが、未だ正式に同社からホテル棟や商業棟の再稼働の時期や詳細は発表されていません。報道ではホテル棟は約23億円を投じた改装を行い、今春、開業するとありました。ホテル棟の中層部を見て頂くと分かる通り、ブルーシートに覆われており、何らかの改装工事は着実に行われているようです。
商業棟は現在、地下階-1階のみが部分的に稼働しており飲食店が営業しています。またNHK大河ドラマ「平清盛」のテーマ施設「ドラマ館」が番組放映開始に合わせて期間限定でオープンしました。食事後に寄ってみたのですが、まず驚いたことに入場は有料でした。更に驚いた事に料金は700円!ちょっと気軽に入ってみようと感じで行ったので躊躇してしまいました。
後で調べると旧中央市場跡にも歴史館というパビリオンが整備されていて、ファミリオにあるドラマ館とセットで700円という料金設定だったようです。ただしドラマ館のみの場合は600円。内容にそれなりの納得感が無いと怒られる金額です。実際、主演の松山ケンイチそっくりの蝋人形があったりとちょっと期待できそうな感じもしますが、もうちょっとドラマを見てから(まだ撮り貯めていて初回しか見てないので)、再度チャレンジしたいと思います。
ドラマ館は来年の1月中旬まで開業しているので、商業棟の本格的な再稼働は少なくとも今後1年は無いと考えてよいでしょう。まずはホテルの再稼働が優先されるようです。
温泉リゾート施設の万葉倶楽部社が所有するプロメナ神戸。万葉の湯が開業して1年半が経過しました。温浴施設に娯楽・飲食施設や宿泊施設を高層ビル内に整備したシティリゾートです。天安閣での食事中、周りの会話はその眺望からハーバーの話題が多く聞こえました。特に万葉の湯についての会話が多かったような気がします。本業の運営はうまく行っているように感じられますが、低層部の商業フロアは特別なテコ入れ等は行われていません。
ハーバーの中核施設群の運営者も恐らくは来月の神戸阪急閉店後のイオン進出によってどう風向きが変わるのか静観してような感があります。先日、阪急百貨店を運営するH2Oリテイリングがモザイクを運営する子会社の所有株式を三菱倉庫に譲渡売却したと報道がありました。神戸阪急の閉店を機に全ての商業施設を清算して、完全に神戸から撤退します。阪急がいつか神戸に戻ってくる日はあるのでしょうか。しかし梅田や阪神間に資源を集中する方針の会社に任せていても神戸の活性化に貢献することは到底できませんので、イオンという新しい血が入ってハーバーの再生がいよいよ本格化することは歓迎すべきことです。
2012年末までにイオンと三菱倉庫が再開発案を策定するようです。これに合わせて他施設でも動きが出てくることを期待したいところですね。
こちらが神戸駅前の神戸アークプラザビルです。地下1階、地上9階建の建物ですが、ご覧の通り全フロアが飲食店で埋め尽くされているグルメビルです。上層階の店舗からはハーバーの眺めが満喫できます。
天安閣から眺めるハーバーランド
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いつも良い写真をありがとうございます。
神戸の町は電柱が少ないのがとても良いですね。
三宮駅を山側から見た風景は・・・実は好きですね。
行ったことはないのですが、なんだかホットします。
しかし、「万葉倶楽部」は何処にでもありますね。
横浜でも一等地にあり、個人的には微妙は感じでがします。
よこはま市民さん
ありがとうございます。三宮駅ではなく神戸駅ですね。神戸の都心エリアにはJRが三駅ありまして東から三ノ宮、元町、神戸の順です。神戸駅舎の歴史は古く昔からの姿を今に留めています。万葉倶楽部はそれなりの資金力を持っているのでしょうね。