ビルからの眺望

ポートタワーから眺める神戸 -2010年春-

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完全リニューアルオープンを間近に控えた神戸ポートタワーから眺める神戸の都心部です。コンパクトながら現代都市の粋を集めたような景観です。

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ポートタワーの真北となる元町界隈です。山に近づくに連れて、緩やかに標高が高くなっているので、各建物も山に近いほど実際の高さ以上に見えます。ライオンズタワー神戸元町を中心に、右にトア山手ザ・神戸タワー、左に兵庫県警本部とブリリアタワー神戸元町が聳え立ち、更に、ライオンズタワーの右隣に見える茶色のマンションの裏に約98mのプラウドタワーが姿を現す予定です。

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旧居留地?三宮?新神戸までを一望します。こうして見ると掛け上がりのような新神戸エリアの標高差は想像以上であることが分かります。近接する神戸芸術センターとジークレフ新神戸タワーの実際の高低差は20m程ですが、その倍近くの差があるように見えますね。

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ハーバーランドの中枢地区です。この巨大な複合商業都市を産み出した「バブル」という幻想が持っていた圧倒的なパワーにはただ驚くばかりです。今となっては夢のようですね。この街の行先にはどんな未来が待っているのか。クリスタルタワーの存在は圧倒的ですね。

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かもめりあ・中突堤中央ターミナルです。中突堤の整備によりハーバーランドとメリケンパークという神戸ウォーターフロントの顔が一体化されました。ホテル・ラ・スイートの開業により更に一体感が深まっています。フェリーターミナルビルは何らかの形でもう少し有効活用をするべきだと思います。

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ポートタワーから眺めた場合、どうしても目立ってしまうのがこの広大な遊休地です。頓挫したミッドポートプロジェクトの再開発用地です。よく見ると基礎工事が一定の段階まで終了していたのが分かります。しかし大きな敷地です。事業者によると、共同参画者が見つかるまで工事は中断するようです。工事がストップして以来、すでに約2年の歳月が経とうとしています。最終的に計画通りの建物が完成するのか、それとも土地を売却することになってしまうのか。いずれにせよこれ以上の現状維持は周辺の活性化に健全ではありません。

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更に事業の頓挫した巨大再開発用地がもうひとつ。新港第一突堤は今夏限定でビーチになります。ビーチと言っても海水浴ができる訳ではありません。まあ・・・神戸港で泳ぎたい人がいるとは思えませんが。今夏限定と言わず、本格的な再開発が決定するまでは継続開放しておいて欲しいものですね。

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そして更に更に計画凍結が行われた開発用地が浜手バイパス裏、海岸通・エレガーノ神戸に隣接した海岸通6丁目の神明倉庫跡地です。ジークレフ新神戸タワーを開発した神鋼不動産によって高さ約153mの超高層マンションが計画されていました。開発が実行されていれば数年後には上のような光景が見られたのでしょうか。

ハーバーランドの三菱地所が計画するタワーマンションも凍結中です。

ウォーターフロントの大規模開発プロジェクトはラ・スイート以外、ほぼ全滅してしまったことに改めて気付きました・・・。

まあ一度、本格的な建物が出来てしまえば再々開発が行われるのは数十年後になるので、急ごしらえな計画で開発を進めて欲しくはありません。景気回復を充分待って、その用地に最も相応しい開発を進めて欲しいと思います。



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