こべるん ~変化していく神戸~
特集・シリーズ

安田不動産のプロジェクト特集

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安田不動産は安田財閥の一グループ会社で東京を拠点とし、都心エリアでオフィスビルや住宅、商業施設等、多くの大型開発案件を手掛けていますが、東京以外の主要物件は神戸のみです。同社の沿革を見ると、創業時まもなくの明治の頃、三宮で土地の取得を行い、不動産会社設立後、早々に神戸に管理所を設けています。現在は自社ビルを中山手通に建設して、神戸支店を開設。他に横浜支店、静岡営業所があるようですが、実質的に東京以外の主要物件は神戸のみです。

神戸にとってはありがたいデベロッパーですが、東京の同社と神戸のゆかりには一体どんな背景があるのでしょうか。詳細についてはこちらをご覧ください。

http://www.yasuda-re.co.jp/yasuda/meguri/04.html

今回は同社の手掛けた神戸都心のプロジェクトをご紹介します。

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まずは上記のビルは2010年に竣工した「トルチェ元町山手」。生田新道に面した下山手4丁目にて安田不動産が神戸で手掛けた最新プロジェクトです。1階がテナントフロア、2-11階が賃貸住宅、12-13階がオフィスというフロア構成を持つ複合再開発ビルで、土地を所有する中日輸船商事社と安田不動産の共同プロジェクトとして完成しました。

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このビルの1階のテナント区画2スペースは竣工からかなりの時間が経過しているにも関わらず空きテナントのままでした。場所は悪くないのになかなか入居が決まらないのは勿体ないと常日頃から思っていましたが、ようやくテナントが入りました。ヘアサロンとHOTTOMOTTOです。

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最上層の11-12階が中日輸船商事社の本社となっています。通常、こうした複合ビルは低層階にオフィスや商業フロアを設け、中高層階に住宅というのが定番ですが、このビルは住宅部分をテナントフロアとオフィスでサンドイッチした珍しい構成になっています。生田新道に面した東側に中日輸船商事社へのエントランスと直通エレベーターが設けられています。

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中日輸船商事社は創業100年を間近に控えた老舗企業です。社名の通り船舶機器をはじめ数多くの商材を扱っています。本社ビルの建替えを機に複合ビル化を図り、居住人口増加と入居テナントによる賑わい創出という地域貢献を行った優良な再開発プロジェクトの一例です。

「トルチェ元町」

規模:地上14階
設計:IAO竹田設計
施工:大和小田急建設
構造:鉄筋鉄骨コンクリート造(一部鉄骨造)
敷地面積:989平方メートル
建築面積:553平方メートル
延床面積:5,795平方メートル
用途:集合住宅 事務所 店舗
竣工:2010年8月

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こちらは県庁近くにある中山手安田ビルです。安田不動産神戸支店が入居し、神戸を中心とした関西エリアにおける同社の拠点です。賃貸オフィスビルでもあり、コーセー神戸支店等が入居しています。築32年を経過していますが、外壁等のリニューアル工事を施しているので老朽化は目立ちません。

「中山手安田ビル」

規模:地上9階 塔屋1階
設計:大林組
施工:大林組
構造:鉄筋鉄骨コンクリート造
敷地面積:362.98平方メートル
延床面積:2,567.34平方メートル
用途:事務所 店舗
竣工:1980年7月

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安田不動産はセンター街のダイエー跡地を中心に商業開発に重点投資を行なっており、三宮の賑わい創出に大きな貢献を果たしています。

まずはセンター街京町筋の入口、中央通沿いにある京町筋安田ビル。1969年竣工の古い建物ですが、外装美装化を行なっており真新しいテナントビルに見えます。元々、このビルが安田不の所有していた建物かどうかは定かではありません。同社HPに「平成22年(2010年)には、三宮センター街に接する建物を取得し、「三宮五番館」を設置するなど、新たな店舗展開も計画している。」と記載されていますが、この取得した建物というのはこのビルかと推測します。

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ダイエーオフプライス館さんのみや跡地の再開発プロジェクトとして安田不と同じく東京に本社を置く不動産会社である昭栄と共同で建設した複合商業ビルがClefy三宮です。開業は2004年。SHIPS、Natural Beauty Basic、ディズニーストア、HERBS等の人気テナントを集めたファッションビルとして華々しく迎えたオープンからすでに8年の歳月が過ぎました。

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中央通側はガラスカーテンウォールに身を包んだファサードが採用され、この通りの装いに相応しい外観を纏った商業ビルとなりました。このビルの開業後、明らかに京町筋の人通りは大幅に増加。震災後10年近く更地のままになっていたダイエー跡地群は同社の集中投資によって次々と息を吹き返していきました。

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「Clefy(クレフィ)三宮」

規模:地上9階 地下2階 塔屋1階
設計:佐藤総合計画
施工:東亜建設工業
延床面積:9,658.07平方メートル(売場面積4,500平方メートル)
用途:店舗
竣工:2004年10月

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三宮安田ビルはダイエーおとこ館跡地に建設された商業ビルです。安田不の三宮再開発計画の第一弾として2002年に竣工。地階-2階にはユニクロ神戸三宮店が核テナントとして入居しています。

「三宮安田ビル」

規模:地上3階 地下1階
延床面積:1,488.25平方メートル
用途:店舗
竣工:2002年11月

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クレフィ三宮、三宮安田ビルに加えてアーバンコーポレイションが保有・改装して運用し始めた商業ビル「アーバンテラス三宮」(旧ジョイント跡)を同社の破綻を機に安田不動産が取得。核テナントとして地下-地上2階にZARAが入居しています。隣接し合あうこれら三棟の商業ビルを一体運用することで集客と賑わいの相乗効果を生み出しています。

「アーバンテラス三宮」

規模:地上6階 地下1階
構造:鉄筋コンクリート造
敷地面積: 576.9平方メートル
延床面積: 2,711.95平方メートル
用途:店舗 事務所
竣工:1973年10月(2009年耐震補強工事

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センター街内の京町筋界隈を中心に4棟の商業ビルを保有・運営を行っている安田不動産。隣接する中央通沿いのダイエーリビング館跡地はジョイント同様にダイエーが所有している土地だった為、同社の破綻を機に売却されました。安田不動産が購入することを期待していましたが、残念ながら売却先は他社となり、現在は立体駐車場として運用されています。この土地も含めて同社には在神デベロッパーとして都心の再開発プロジェクトを推し進める原動力の役割を担って貰えることを願ってやみません。東京ではかなり大規模な開発を推し進めている同社であればこそ、二の足を踏んで開発を躊躇してしまっている地元デベロッパーと共同で神戸都心の活性化を進めることができるかもしれません。



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POSTED COMMENT

  1. 翔@KOBE より:

    安田不動産すごいですね。神戸の活性化に大変貢献されているのがすごくわかりました。就職情報みてみようかな。
    クレフィの通りはいつも賑やかですね。テナントも若者の心をがっちりつかめるお店が多いですし。
    ダイエーリビング館跡地の駐車場、あのデザインなら駐車場でも悪くない感じですが、旧居留地も近いですし、中央通にも人をもっと流れさせれるようなどーーんと大きな開発を期待したくなりますね。

  2. しん@こべるん より:

    翔@KOBEさん

    安田不動産にはぜひとも今後も神戸の発展に寄与して欲しいですね。リビング館跡地の売却額は数十億円に上ります。単なる駐車場での活用では投資に見合うペイを享受できる訳ではないと思うので、いずれは再開発されるはずですが、それなりの投資を行った立駐なのでまだしばらくは現状維持でしょうね。でも商業ビルとしてのポテンシャルは非常に高いと思います。

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