雲井通4丁目の朝日パーキングを地上13階建て 219室のビジネスホテルに建て替える雲井通4丁目ビルプロジェクト。立体駐車場の解体工事完了後、間髪入れずに新ビルの建設工事が開始されました。前回取材時の7月上旬には山留壁の構築が開始された模様をお伝えしています。
簡易仮囲いの内部ではH形鋼を親杭とし、その間に横矢板をはめ込んだ山留壁が完成していました。そして敷地西側(手前)には重機が現場内部に入れるよう構築される乗り入れ構台を支える鉄骨の支柱が建て込まれています。この建物に地階はありません。これから基礎が築かれ、その後は鉄骨建方が待っています。
エントランス周りのファサードには外壁に一部、煉瓦タイルが採用されたデザインです。近接地域で建設中の雲井通6丁目のホテルもこのホテルもまだ進出ホテル名は明らかではありません。
これらの事業者はホテル運営のノウハウは無く、独自でホテルを営業するとは考え難いのですが、誘致ホテルが計画を発表していないのも気になるところではあります。
前情報として「コンフォート」ブランドを全国展開しているグリーンズ・チョイスホテルズが「(仮称)コンフォートホテル神戸三宮」を2018年秋開業予定として公表しています。基礎工事の段階にある雲井通4丁目計画は工期と開業準備に1年程と考えると、来秋というのはタイミング的にピッタリです。
よってここにはコンフォートホテルの進出が濃厚であると思われます。兵庫県内の同ホテルチェーンの展開は現在のところ、姫路のみです。よって神戸の進出は二例目となります。建物の大きさ的には隣接するマークラ―神戸ビルと同規模になるようなので、かなり存在感の大きなホテルになる事でしょう。
雲井通4丁目計画
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