子供服のファミリア本社及びファミリアホールとして使用されていた近代建築の旧三菱銀行神戸支店ビル跡地に建設されるのは三菱地所レジデンス、JR西日本不動産開発、三菱倉庫、安田不動産が計画する地上33階 地下1階 延床面積 39,581.92平方メートル 高さ116.95m 総戸数352戸の超高層マンションです。「ザ・パークハウス」を冠したタワーとなる模様です。低層部には解体時に保存された旧三菱銀行の外壁を活用して復元します。
前回、既存建物の解体が完了した模様をお伝えしました。NHKの朝の連ドラ「べっぴんさん」も終了し、いよいよ再開発がスタートします。
更地化された敷地内には3点式パイルドライバーが1台投入されました。
大林組が施行するこの現場も仮囲いの一部がポリカーボネート化されています。3点式パイルドライバーの他にセメントミルクプラントが運び込まれました。山留壁構築が開始されるものと思われます。工法は地中連続壁/ソイルセメント壁となる模様です。壁構築の終わった所から掘削が始まります。
大阪都心では数十棟のタワーマンションが建設中ですが、神戸では100mを越えるのはこの1棟のみです。三宮の再開発が本格化し始めたら、周辺部を中心に再びタワーマンションプロジェクトも増えるでしょうか。ただ足元では首都圏を中心に価格高騰によるマンション需要の急速な冷え込みが始まっています。関西圏や地方圏はまだそこまで深刻化していません。人口減が止まらない神戸に対し、大阪市への人口流入はタワーマンションの急増が主な要因です。市はタワーを規制するのではなく、エリアを限定して誘導する施策に切り替えるべきです。JR神戸駅の東側や南側は受け皿となる種地が多く存在した為、民間開発によって大型マンションが急増しました。今後は三宮は磯上通地区やJR神戸駅北口をその受け皿とし、生活利便性の向上を含めて地区のガイドラインを策定して、計画的に居住人口を増やすべきです。
(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画 いよいよ着工!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
非常に勿体ないですね。
下層階の旧三菱銀行神戸支店ビルはとても良いのに、その上のマンションのデザインが・・・・・日本中どこにでも建っているデザインですね。
チグハグ感とコレジャナイ感が。
もう少し何とかしてほかったです。
横の出来たばかりの3棟がたマンションはなんだか暗いですね。パークハウスができたらもっと暗くなりそうで気になります。
出来上がりを楽しみにしていますが、このパースだけ見ると外壁を残す必要があったのかと思わず思っちゃいました。
纏まりがないなぁ…。身も心も本物のレトロビルは少なくなりましたねぇ。