ファミリア本社跡

ザ・パークハウス神戸タワー 相生町1丁目計画 遂にベールを脱ぎ始めた!



来春の竣工を目指して完成が近づく三菱地所レジデンス他のタワーマンション「ザ・パークハウス神戸タワー」。外観は既に完成しているように見えますが、低層部以外は養生ネットを被ったままでした。



そのネットが遂に中層階まで撤去されました!



仕上げが進む南側のエントランスです。JR神戸駅からは最も至近距離にある為、通勤や通学には一番頻繁に使用されるエントランスになるります。軒の位置はかなり高く設置されています。



ネットの無いファサード。ガラスのプリズム感が強く出ています。



外構工事も順調に進んでいます。敷地内では舗装ブロックの敷設と植栽が完了しているエリアが出てきました。



公開空地となるエアリーパークも整備が進みます。



中層階(約20数階)まで養生ネットが撤去されたタワーの見上げです。想像以上に高い質感が表れています。ガラス手摺を採用していますが、市内の他のタワマンと同じく全周バルコニー式です。しかし他と比較してもデザイン性は高いです。



その要因の一つは言うまでもなく、まずは基壇部に旧三菱銀行ビルの保存外壁を活用している点です。



そしてその基壇部に組み合わせた住戸部は形状はとてもオーソドックスです。しかしディテールには細部に渡って拘りが見えます。コンクリートの外壁は全て黒に塗装し、スラブの軒のみが白でコントラストが映えます。ガラス手摺には透明と黒のフィルムを入れた二種を採用。



コーナー部は無柱に加えて天井までに達するハイサッシュを採用。他都市のタワマンはコーナー部にカーテンウォールを採用する物件が多いですが、神戸では難しいので、この弱点をカバーする初めてのデザインと言えます。



従って控えめでも上質且つスタイリッシュで存在感の高さが際立つタワーに仕上がっている事が今回のネット撤去で明らかになりました。全てのネット撤去と外構工事の完成が楽しみです。また夜間の照明演出等、完成までには見所がまだまだ満載です。

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