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ファミリア本社及びファミリアホール跡地で建設中の三菱地所レジデンス他によるタワーマンション「ザ・パークハウス 神戸タワー」。前回の取材時は7階の地上躯体工事が進行中でしたが、いつの間に3フロア進んで、現在は10階に達しています。思った以上に速いペースで成長しています。
名称 | ザ・パークハウス 神戸タワー |
---|---|
所在地 | 神戸市中央区相生町1-1-1 |
規模 | 地上33階 地下1階 塔屋2階 |
敷地面積 | 3,051.00㎡ |
建築面積 | |
延床面積 | 39,520.55㎡ |
高さ | 116.95m |
構造 | 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 |
用途 | 共同住宅 352戸 |
設計 | 大林組 |
施工 | 大林組 |
事業主 | 三菱地所レジデンス 三菱倉庫 JR西日本不動産開発 安田不動産 |
完成予定 | 2020年3月 |
今回の取材時に建物東面に不思議な構造物が出来ているのを確認しました。軽量鉄骨を躯体に何本も突き立てています。
かなり頑強な構造物ですが、備わっているのは一面のみです。6階近くまでのこの面を完全に覆う形です。
しかし北面にも同様の構築物を設置する準備が進んでいるようです。地上1-2階の外装材として、旧三菱銀行の保存外壁を復元する予定ですが、これと何か関係があるのでしょうか。低層部の仕上げは通常、工期の最後に行われるものですが、躯体工事と同時に進めれば、工期の短縮が図れます。しかし万一、事故等があると、仕上げた部分の手直しもしくは完全なやり直しが発生します。ましてや今回の保存外壁復元に失敗は許されません。全天候型で外部から守られた作業空間を設置しているのではないかと予想します。
今回のタワーは大阪・中之島にすでに竣工しているザ・パークハウス 中之島タワーのデザインにかなり近く、中之島タワーはガラスを強調したプリズムタワーを外観デザインのコンセプトとしていました。
神戸では超高層マンションやホテルには消防条例によって全面バルコニーの設置が半ば強制されています。よってオフィスビルのようなツライチの平らな外壁にはならず、凹凸が発生します。今回のタワーはガラス手摺に加えて、市外のタワーマンションでは頻繁に採用されているデザインであるコーナー部のカーテンウォール化を図り、プリズム感を出しています。
10階まで成長したので、周囲の建物と肩を並べ始めました。風格のある街並みが整いつつあります。
もうすでにJR神戸駅前の広場からもこのタワーの躯体が見えるようになってきました。
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