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第40回 みなとこうべ海上花火大会

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昨晩は8月7日(土)、神戸港にて第40回みなとこうべ海上花火大会が開催されました。記念すべき40回目ということで、前回に引き続き10,000発という同大会最大規模になるということで、ポートアイランドはしおさい公園に行って参りました。

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午後3時頃に現地着。去年と全く同じ場所に陣取り、屋台のやきそばやから揚げを頬張りながら夕暮れを待ちました。仮設トイレの前には長蛇の列が・・・。女性の方々、ご苦労様です。私の嫁も30分帰ってきませんでした。手前の事情はさて置き、気が付くとすでに神戸のスカイラインには明かりが灯り、黄昏時になっていました。

この日ばかりはベイサイドの各ホテル、タワーマンションの窓という窓に早い時間から明かりが灯り、NTT神戸中央ビルのヘリポートもライトアップされていました。

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19:30開始予定でしたが、定期航路のジャンボフェリーの到着が遅れたせいか多少、遅れて花火が上がり始めました。実は本格的に花火の撮影に挑戦するのは今回が始めてで、露光時間や絞りの設定に当初、迷いました。

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開始から数分間(?)はウォーターフロントの各施設のライトアップは維持されていますが、その後、花火鑑賞中の明るさに考慮してか、全て消灯されてしまいます。神戸の夜景と花火のマッチが絵になるので、それを収めたかったのですが、当初は設定がうまく行かず、まともな絵が撮れ始める頃には消灯・・・。

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やはり花火の撮影は難しいですね。協賛席である第一突堤は、この日限りは開催中の「こうべプラージュ」を休業し、花火に備えたようです。協賛席のチケット代は昨年は2000円だったのに今年は3800円に値上げされました。

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ここ数年、打ち上げ花火数を増やしてきた同大会。これまでは淀川に続いて関西では二番目の観客動員数を誇る花火大会の割りには、打ち上げ数が数千発留まりで、出し惜しみ感が否めませんでしたが、昨年からは10,000発の打ち上げ数によってだいぶ奮発感が出ており、次々と花火が上がりました。

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やはりスターマインの連発には胸がすくような興奮を覚えますね。残念なのは遊覧船の一隻が打ち上げ台座と、しおさい公園の間を遮ってしまったことです。沿岸にあまりにも近過ぎですよね。警備艇にはしっかりと指導してもらいたかったです。船が目の前に来てしまった方々はさぞかし憤慨してらっしゃったことでしょう。

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撮影に集中してしまうと、花火自体を心から楽しむ余裕がなくなってしまいますね・・・。今回は初めてだっただけに余計にそう感じたのかもしれません。

ある程度の盛り上がりを見せた所で、長?いインターバルが。いつも思うのですが、ある程度、時間が経過した時点で、帰りの混雑が嫌なのか、去る人がいますが、正直、「じゃあなぜ来たの?」と尋ねたくなります。

協賛席ではないので事情は分かりませんが、かなり長いインターバルで周囲にはちょっとした動揺が・・・。「え?まさか終わり?」最初は「そんなわけないでしょ。あれがフィナーレであるわけがない」と席を動かなかった人々の中にも少しずつ帰り支度を始める人や席を立つ人、撤収を始める遊覧船も・・・。

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突然、ドーン!っと上がったと思うと次々と連発が続きました。「ホッ」。考えてみればまだ恒例の海上花火もまだ見てなかったし、あれで終わりなわけがない!(残念ながら海上花火は良い写真が撮れませんでした・・・)

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そしてフィナーレに向かってボルテージが上がっていきます!どんどん打ち上げ花火の高度が上がり、低高度花火の連発も激しくなっていきます!

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ババババ!!!ドドドドーーーン!!!まさにフィナーレ!
わ?っという歓声と共に拍手喝采が巻き起こりました。

PLのフィナーレにはさすがにかないませんが、ラストを締めくくるには充分の迫力でした。今度こそと人々が撤収を始めたと思いきや、なぜか一発だけドーンっとおまけのような単発花火が・・・。

その途端、周囲は笑いに包まれました。偶然なのかそれとも狙ったものなのか。

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しおさい公園から見たまだ花火の煙が漂う都心です。消灯されたライトが再び灯り、多くの人々が帰り始める中、夜景を楽しみながら、花火の余韻に浸っている人も多くいました。しおさい公園が一年で唯一賑わう夜でしょうか。

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帰りの道中はやはり大変でした。ウォーターフロントのホテル群の客室には煌々と明かりが灯っています。帰りの喧騒とは無関係に花火の余韻に浸りながら、それぞれの時間を思い思い過ごしているのでしょう。何ヶ月も前から宿泊予約をしていた方々の特権ですね。

神戸の夏の風物詩が今年も無事、終了しました。ぜひとも来年も同規模以上で開催して欲しいと思います。来年はもう少しうまく撮れるよう勉強したいと思います。



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