伊藤町計画

三宮伊藤町ビル南館・北館解体撤去工事

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最近、解体工事の様子をお伝えする記事のウェイトが多く解体ブログのようになってきていますが、それだけ街の新陳代謝が進んでいることを意味しており、その後の再開発が進行することを裏付けていますので、良い兆候ではあります。

旧居留地内東側の伊藤町で進む三宮伊藤町ビル北館・南館の解体撤去工事は大詰めを迎えています。

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すでに地上から2棟のビルの姿を確認することはできません。すでに地上躯体の解体は終わり基礎となる地中障害物撤去に工事の軸は移っています。

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旧居留地内に大きな空間が広がりました。一時的ではありますが、開放感が広がるのは気持ちの良いものですね。永遠にでは困りますが。

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上空から見ると地下まで掘削が進んでいる様子が確認できます。

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まだ和田興産が計画していた19階建ての分譲マンションの完成予想パースと建築計画のお知らせがそのまま掲示されていますが、このプロジェクトは白紙撤回されているとの噂があります。さてこの後の展開はどうなることでしょう。通常、プロジェクトの方向性が曖昧な場合、解体撤去工事は一旦、地上躯体の解体で中断するケースがよく見られます。この解体工事では地中障害物撤去まで進行しています。もしこの土地が転売されている場合、地中障害物撤去が売買条件である可能性もあります。つまりは次の工事の方向性がある程度固まっているということを仄めかしています。もしくは和田興産の計画がそのまま実行されるのか。解体が完了するこの1-2ヶ月は要注視です。



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