神戸三宮阪急ビル

神戸阪急ビル増築工事 18-19階鉄骨工事 カーテンウォール取付も進む



今週のこべるんも神戸阪急ビル増築工事の模様からスタートします。毎週、刻々と変化するこの超高層駅ビル計画が今、最も取材の楽しいプロジェクトです。これまでの既存ビル解体、基礎、地下工事に4年近く掛かった為、工期最後の1年は劇的に変化を遂げていきます。



オフィスフロアのアルミカーテンウォールの取付も毎週1フロアずつのペースで進んでいます。残り5フロアなのでGW明け位にはオフィス全フロアの取付が完了するでしょう。それ以降はホテル階の外装工事に入ります。



最上部の様子です左端はオフィスフロアの塔屋部分です。右は機械室及びホテル階の構築が始まっています。これまでのオフィスフロアよりもホテルフロアは階高が小さいので鉄骨のピッチも縮小しています。



オフィスのカーテンウォールの前にシュッと伸びる避雷針のような尖塔。これは初代神戸阪急ビル東館をモチーフにした基壇部のシリンダー部の塔屋の上に取り付けられた尖塔です。



別角度から尖塔をもう一枚。



JR三ノ宮駅前からの見上げです。仮設にすっぽりと覆われた基壇部の姿を見られるのは年明け辺りでしょうか。ホッソリとした外観ですが、カーテンウォールの取付が進むと、ボリューム感は増します。



ここで一旦、内装の様子に移ります。六角柱とデザインを統一した四角柱。こちらも四面のデジタルサイネージになるのでしょうか。梁や天井周りの仕上げも終わったようです。



改札機前の改修は完了を迎えました。暗く圧迫感のあった以前と比べると、見違えるように明るく美しくなりました。今後の改札外の改修は仮囲いの中の神戸阪急ビル増築部分工事の進捗に伴って開放されていくでしょう。正規の階段とエスカレーターが供用を開始されると現在の仮設階段や通路は閉鎖されます。



それまでは今後は改札内コンコースの改修をメインにお伝えしていく事になります。



サンキタ通りから見上げた神戸阪急ビル東館。既に巨大です。



南面の上部です。斜めにカットされたようなオフィスフロアの塔屋部分も鉄骨の梁がハッキリ見えます。その後ろにホテル階の鉄骨が西側から立ち上がり始めています。



南側から見てもこのビルのランドマーク性が高まってきました。



JR三ノ宮駅のホームから。これからまだまだ高くなります。



生田新道から。高層建築の場合は常にそうですが、想像していなかった場所からその建物が見えるようになってくる事に新鮮な発見があります。



西側から見ると本当にスリムなタワーです。上棟した際の高さを考えるとこのスリム感は更に大きく増す事になります。



とうとうポートライナー三宮駅の駅舎とほぼ同じ高さになった三宮ターミナルビルと対象的にどんどん高さを増す神戸阪急ビル。何年先の話かは分かりませんが、この駅前は超高層ビルが取り囲み、政令市の風格と華やかさを備えた玄関口らしい景観に変化する事になります。その最初の一画が神戸阪急ビルです。

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POSTED COMMENT

  1. tet より:

    いつも神戸の最新情報をありがとうございます。サンキタから眺める阪急ビルは圧巻ですね!!昨今の状況下、中々神戸にお邪魔できないので本当にありがたく思います。こべるんさん、どうぞご無理をなさいませんように。楽なペースでお進めください。過去記事でも十分楽しめますから。

  2. こーびー より:

    いつも楽しく拝見させて貰ってます!
    神戸阪急ビル、すくすくと育ってますね!
    「神戸三宮駅」に改称してから、「三宮」「神戸」のシンボルになろうとする「姿」が嬉しく思います!
    それと同時に思う事は、解体中の隣のJR三宮ターミナルビルに対して、「早く背比べしようぜ!」みたいな訴えを感じちゃいます(笑)
    仲良く、「三宮」「神戸」のツインタワーになって欲しいです。

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