神戸三宮阪急ビル

アモーレ広場他周辺整備工事の入札を公告 8月までにアモーレ広場と共に周辺は大変貌



神戸三宮阪急ビルやサンキタ通りは今春の完成を目指して仕上工事が急ピッチで進められていますが、肝心の駅前のさんきたアモーレ広場の完成は8月と報道されています。この理由がようやく判明しました。来年度の予算案に計上された幾つかの施策は広場の完成と共に賑わいを創出する仕掛け作りが盛り込まれていました。写真右側のステラ三宮ビルの壁面には大きな広告板が取り付けられていますが、ここに大型LEDビジョンの設置を進める模様です。この設置工事や運営事業者の選定を行い、広場の完成と共に放映を開始する事になります。

そして更なる特報が、神戸市はアモーレ広場周辺の再整備工事を担う事業者を決定する制限付一般競争入札を公告しました。



その再整備工事の設計図です。現在、JR三ノ宮駅の西側と神戸三宮阪急ビルの間にあるフラワーロードを横断する横断歩道を廃止し、アモーレ広場の北側角の歩道や向いの駅前広場の歩道を大きく拡大させ、この間に新しい横断歩道を整備。またこれによって生田新道を横切る横断歩道も10m程、東側に移設します。アモーレ広場の北西角部の歩道も拡大させて、広場全体がこれまで以上の大きさになります。この改良によってこれまで最短距離にあったJR-阪急駅間の移動はアモーレ広場を必ず経由するという動線に切り替えられますが、信号の切り替わりには長い時間が掛かり、通行量の多いこの横断歩道前は人の滞留が課題でした。また市バスによる痛ましい事故も発生しています。これらの問題は横断歩道の北側への移設によって解消される事になります。



この辺りの歩道が車道側に大きく拡大され、広場と一体化します。



右側のモニュメントの前辺りに新しい横断歩道が整備される事になります。

入札は3月8~9日、改札は10日に行われる予定です。工事の完成予定期限は8月31日までとされています。この三宮北交差点は三宮クロススクエアを見据えた準備として、南行きの車道も改良工事が行われる予定です。今回の大幅な動線の変更によってアモーレ広場の賑わいはこれまで以上に向上し、サンキタ通りの人の通行量も大きく膨らむ事が予想されます。今春~今夏の三宮北エリアの人の流れがどう変化するのか。これから本格化する南側の再整備後の占う意味でも非常に重要な意味を持ちます。

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POSTED COMMENT

  1. 摂津国人 より:

    横断歩道の位置の変更は、歩行者の滞留場所に加えて、交差点のコンパクト化による進入速度の低下を狙う意味もあるのかも知れません。
    いずれにしても、この交差点付近ではよく重大事故が起きているので、安全性の向上は望ましいですね。

    交差点の「コンパクト化」で事故減少…進入スピードを抑制
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20201202-OYT1T50098/

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