閑散とした街並みに響き渡る鉄骨工事の音。動きの止まってしまった都心部においても建設工事は何事も無かったように進行しています。
神戸阪急ビル東館の建設工事は鉄骨建方が遂に19階に到達しました。高さも70-80m辺りまでに達しているものと思われます。
鉄骨工事がホテル階に移行しており、セットバックした部分が上に向かって成長を始めています。
オフィスフロアの東、北面のアルミカーテンウォールの取付も進んでおり、既に11階まで完了しました。残り4フロアとなっています。
20階に達し、超高層ビルとしての雰囲気やランドマーク性が高まってきました。
現在の最上部です。中央までの階高の大きなフロアがオフィス階。二つずつ等間隔で穴の開いた梁の上が機械室の16階で、それより上がREMMプラスとなるホテルフロアです。これから更に10フロアと塔屋を重ねます。
高さが加わり、スリムさに拍車が掛かってきました。サンキタ通りからはまるで塔のようです。
タワークレーンを乗せた鉄骨剥き出しの上層部とカーテンウォール取付の完了している低中層部に建設途中特有の造形美を感じる事ができます。
斜めに走る梁が特徴的な南面のファサード。こちらの面もオフィス階のカーテンウォールの取付が上部まで完了するのも時間の問題でしょう。
工事エリアにおいては殆ど作業か完了している改札外コンコースではまた小さな変化がありました。
デジタルサイネージを取付られた六角柱の北側の1本が仮囲いの中に取り込まれました。仮囲いエリアの拡大によっていよいよ神戸阪急ビルの新築部分と既存コンコースの接続工事が本格化したようです。
19階に達した建物は遠景でも目立つ存在になってきました。中央幹線の元町側から眺めると、シティタワー神戸三宮やミント神戸等の既存の高層ビルのスカイラインに神戸阪急ビルが加わりつつあります。
フラワーロードの南側からは神戸交通センタービルの背後で同ビルを遥かに凌駕している神戸阪急ビルが確認できます。4年前の暫定東館の解体時から待ち焦がれていた光景が眼前に広がっています。
神戸阪急ビル増築工事 鉄骨工事は遂に19階に到達!カーテンウォール取付は11階まで完了
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「4年前の暫定東館の解体時から待ち焦がれていた光景が眼前に広がっています。」・・・この言葉は共感するとともに、感動すら覚えますね!いつもありがとうございます!
今年はコロナで鬱屈とした春になってしまいましたが、来年の春には
阪急三宮新駅開業を晴れやかな気持ちで迎えられることを願います
JR西日本も厳しい経営状態になっているようで、まだ発表されていない
JR三宮新駅への影響が気になるところです、、
阪急はぎりぎりタイミングが間に合ってよかったね。
JRは本業、ホテル事業がガタガタで新規事業は当面先送りでしょう。
広島と、大阪駅西開発は発表したので、粛々と進むでしょうが、三ノ宮は前途多難ですね。
神戸市が色々文句言って後回しされたのが致命的です。