昨秋から解体工事が行われてきたF・O・インターナショナルの旧本社ビル。ようやく既存建物地上部の解体が終わり更地となった敷地で次の動きがありました。
この土地では新築商業ビルの建設が予定されていますが、計画されている建物は地上6階建ての鉄骨造の建物で、その完成予定時期は2021年末です。従って着工時期は早くも2020年末と考えられます。今後、8ヶ月ほどは暫定利用が行われるものと予想していましたが、その方向になるようです。
敷地内はすでにアスファルトで舗装され、外縁部に鉄柵の設置が始まっています。暫定利用として時間貸コインパーキングの整備工事が行われているものと思われます。
1つ心配なのは本当に計画通り商業ビルの建設を予定時期に着工できるかどうかです。このプロジェクトに限った話ではありませんが、急激な景気後退によって不動産投資の冷え込みが懸念されます。2008年のリーマンショック時にも神戸で計画されていた多くのホテル計画が頓挫しました。今回も現在進められている数多のプロジェクトに影響がもたらされる可能性は否定できません。無事、着工されることを祈っています。
計画されている商業ビルはどんな建物でしょうか。イメージとして東京都町田市に開業したテナントビル「AETA町田」をピックアップしてみました。地上8階 地下1階で延床面積5,200平方メートル。敷地面積は799平方メートル。F・O・インターナショナル本社跡地よりも大きな敷地/建物ですが、こうした大きな開口部にガラスを組み合わせた内部の賑わいを三宮中央通りにも感じさせるデザインを期待しています。
おまけですが、JR元町駅の東側高架下にタリーズコーヒーが開業しました。ピアザ神戸店で、1階と2階に合計133席が用意されています。タリーズコーヒーは大型店であった阪急三宮店が神戸阪急ビル西館のリニューアルによって閉店して以来の大型店の開業となりました。
F・O・インターナショナル本社跡地 新築商業ビル着工までの暫定利用準備進む
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