神戸三宮阪急ビル

神戸阪急ビル増築工事 神戸三宮阪急ビルの従来の仮囲いが撤去される サンキタ通りの再整備も大詰め



いよいよ開業まで3ヵ月を切った神戸三宮阪急ビル。先週は阪急阪神ホールディングスよりビルの概要やテナントについて公式プレスリリースが発表され、完成に向けて仕上げ工事が進んでいます。



これまで過去5年あまりに渡って建設用地を囲っていた鉄板の仮囲いが遂に撤去されました!



代わりに鉄パイプとシートで作られた簡易フェンスで現場と歩道を隔てています。背の高い仮囲いと異なり圧迫感が圧倒的に減りました。



旧サンキタアモーレ広場周りも開放感が出てきました。旧神戸阪急ビル東館の解体撤去開始前から広場を閉鎖し、仮囲いが設置されたのが、2015年初夏でした。ようやくここまで来たといった感じでしょうか。



まだ内部では新しい広場の整備工事は開始されていません。ビル内装の仕上げ工事がまだ進行している最中なので、主要な仕上げ工事が終わるまでは広場の整備工事を始められないのかもしれません。



広場の完成は夏頃を予定しているとの事ですが、ビルは春に完成します。開業時はビル周りのみを通行できるようにするのでしょうか。



仮囲いが無くなってビルを間近に見る事ができるようになりました。



これまで撮れなかったアングルで神戸三宮阪急ビルを見上げる事ができます。



足下ではサンキタ通りの再整備が更に進行しています。



通りの最上流となる生田新道との交差点付近は既に車道も歩道も新しいインターロッキングブロックの舗装が完了しています。



アーケード下も完全に新しい舗装ブロックに変わりました。



建物新築部分の仮囲いは全て撤去されていました。



西館の東側周りも仮囲いは無く、ブロックの舗装が進められています。ただまだ照明設備の設置は開始されていません。西館の壁面の仕上げもこれからのようです。



東館の西側足元周りの様子です。最終仕上げが行われています。



神戸交通センタービルへと連絡する通路の壁面も仕上げが進みます。



西館のJR高架に面する南側の仮囲いも全て撤去が完了しました。各店舗区画の開口部にシャッターが取り付けられました。



通りに沿って各飲食店のテラス席が設けられるオシャレ横丁になる予定ですが、現在はまだその片鱗は見られません。



一部はまだゲートが設けられていました。この部分は北側に抜ける通路でしょうか。



リニューアルの進むサンキタ通り沿いで新たな出店工事が進んでいました。コメダ珈琲が4月にオープンするようです。



神戸三宮阪急ビルの開業と共にサンキタ通りは華やかさを増します。通り沿いの新規出店やビルの建て替えも進む事が期待されます。まだテナントの入る気配のない新築のHK阪急三宮駅前ビルにも出店が進む筈です。

関連記事
神戸三宮阪急ビル

サンキタ通り道路改良工事 縁石敷設が進む アーケードの美装化も進行中 整備後の姿は日比谷仲通へ近付けられるか

2020年8月20日
こべるん ~変化していく神戸~
リニューアル中の神戸阪急ビルに並行するサンキタ通りも再開発と合わせて歩行者専用道路への転換を図る為の再整備工事が開始されています。  …
三宮再整備

地下鉄西神・山手線三宮駅東コンコースデザイン改修工事設計業務は安井建築設計事務所・ISM末包伸吾建築研究室JVに決定

2021年9月19日
こべるん ~変化していく神戸~
神戸市は地下鉄西神・山手線三宮駅東コンコースデザイン改修工事設計業務を担う事業者決定のコンペを実施し、6グループからの提案の中から最 …

POSTED COMMENT

  1. 神戸人 より:

    個人的に神戸のアイデンティティは神戸市が連呼する「山と海」というより、京都の「和」に対する「洋」であると考えておりますのでこのビルの出現は歓迎したいですね!
    今までは北野、元町(旧居留地)、メリケンパークが共通して持つ西洋的な雰囲気が三宮で突然ぶった切られる感じがありましたので、このビルがそれぞれの雰囲気を接続する役割を担って欲しいです。
    神戸阪急百貨店の建て替えも、大丸のように阪神間モダニズムの潮流を感じさせるような洋風建築デザインを期待しています。

  2. 神戸人 より:

    話は逸れますが、震災の復旧によって凍結されていましたが最近になって解除が検討されているという「六甲アイランド南計画」に関して、進捗などいつか記事にしてくださると幸いです。
    https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/202001/0013035109.shtml

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です