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建物が完成し、外構工事や新築建物と接続する公園管理棟の改修工事も進行中であるこどもの本の森 神戸。来春の開館に備えた準備が開始される模様です。
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プロジェクト概要
こどもの本の森 神戸 新築計画
所在地 神戸市中央区加納町6丁目1番1号
建築面積 約650㎡
延床面積 約570㎡+200㎡(公園管理棟の一部)
階数 地上2階
用途 図書館
構造 鉄筋コンクリート造
設計者 安藤忠雄建築研究所
施工者 竹中工務店
開館予定 2022年春
https://kodomohonnomori-kobe.jp/
こどもの本の森 神戸 特設サイト
建物の周辺を整備する外構工事も完了したようです。建物前には真新しい明るい色調のタイル舗装が施されました。
なかなかスタイリッシュな空間に仕上げられました。当然ではありますが、HAT神戸にある兵庫県立美術館と相通ずるところがあります。
やはり神戸には大阪・中之島のように青いリンゴのオブジェは置かれないのでしょうか。
図書館前に植えられた3本の木も趣があります。やはり常緑樹よりも落葉樹の方が個人的には好みです。樹種は何でしょうか。
図書館周りの様子はこれまで明らかになっていませんでしたが、低床ベンチのような構造物も設置されています。
南側には駐輪スペースも設けられました。
公園管理棟との連絡橋も完成しました。これから開館準備が開始されます。既に2万冊以上の寄贈が集まっており、真新しい書架に収納される予定です。東遊園地の再整備も開始されており、このリニューアルと合わせて来春にグランドオープンする事になります。
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これねぇ。評価が難しい施設です。
趣旨は理解するし良いことだとも思うけど。神戸市は各区における再開発事業の一つとして図書館の拡大整備を進めており、三宮再開発でも整備予定です。
この施設は図書館法に基づく図書館じゃないし、もっと気軽に利用できる施設かと思っていましたが、先発の中之島は内容が充実していて面白く人気があるがゆえに予約を獲るのが困難な状況と聞きます。
同じ運用形態なら利用は4部制1回あたり90分で利用定員各75名の事前予約性となります。尤もこれはコロナ時限定の対応かも知れませんが、本の貸出は無いですし、親子なら1回あたり最大で35組しか利用できないとなると、この場所に必要だったのか。大倉山とか他の場所でも良かったんじゃないかと思っちゃいます。
安藤忠雄さんのコンクリート打ちっぱなしを見ただけで
狂喜乱舞してしまうバブル世代の私です
コンクリート打ちっぱなしは、結露がタイヘンでメンテナンスに苦労します。
果たして書籍や子供の環境に良いのかどうか・・・・・
また、デザイン優先が故に、後日、現場サイドが打ちっぱなし壁面に案内掲示やポスターをガムテープで貼り付け、そのガムテの跡が痛々しい建物を数多く見かけます。
コンセプトと実態運営の中でうまく活用出来ればいいと思います。