旧居留地91番

神戸旧居留地91番地新築工事 「神戸旧居留地91番館」外観を現したネオクラシックなオフィスビル



神戸土地建物が安井建築設計事務所の設計、鹿島建設の施工で進めている神戸旧居留地91番地新築工事 「神戸旧居留地91番館」。遂に建物外観が完全にお披露目されました!



完成予想パースに描かれていた内容とほぼ同じ色調、質感に仕上がりました。基壇部は煉瓦調のタイル壁で覆われ、クラシカルモダンなデザインがネオ旧居留地の新ランドマークとしての意気込みを感じさせます。



1-2階を跨いでマリオンのような支柱が付いた点は新たな発見です。1階の店舗でも内装工事が進められています。建物の完成と共にテナントが開業する可能性はあるでしょうか。



中層階に入居するアシックスの関西オフィス。先日、公表されたアシックスの最新の業績は空前の規模で上昇を続けています。同社の本社も雲井通のバスターミナルビルへと移転する事が決定していますが、勢いのある企業が三宮の再整備、再開発を後押しする良い循環が生まれています。



新築オフィスビルには更に市外、県外からの企業誘致が必要です。神戸空港の国際化やウォーターフロント地区の再整備によって神戸を訪れるビジネス客、観光客は増加が見込まれ、交流も活発化されるので、ビジネスチャンスの多い都市への転換が見込まれます。



関西エリアに拠点を構えようとする企業が新築オフィスストックの溢れる大阪ではなく、神戸を選択するメリットをこれまで以上にアピールしなければなりません。神戸はコンパクトながら交通利便性が非常に高く、風光明媚さも兼ね揃えます。ビジネス都市としてもっと評価されるべきですが、今後、現在の取り組みが効果となって表れ始めるでしょう。その為には更に環境整備を継続しなければなりません、

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