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旧居留地・江戸町筋で計画中のオフィスビル計画である神戸旧居留地 91 番地プロジェクトが、神戸市の行なっているオフィスビル建設促進制度の第2号に認定された事が発表されました。
この制度は三宮へのオフィス誘致を促進するため、新たなオフィスビルを建設する場合に、固定資産税・都市計画税を1/2、3年間(都心機能誘導地区は5年間)軽減する優遇措置で、昨年は三宮町で建設中の大和証券神戸ビルが第1号認定を受けました。条件としては、延べ床面積3,000㎡以上の上、賃貸借するオフィスの面積が全体の25%以上である事が必須です。
神戸旧居留地91番地プロジェクトは、一般社団法人神戸銀行協会が所有する土地に、神戸土地建物株式会社が地上11階 地下1階 延床面積約 7,771 平方メートルのオフィスビルを建設する計画で、完成予定は2025年4月末。
第2号の認定は同じ江戸町筋の南側で計画されているWDB三宮ビルかと思っていましたが、こちらの認定が先になりました。WDB三宮ビルは純粋に自社ビルで賃貸オフィス床が無いのかもしれません。オフィスビル建設促進認定制度が功を奏しているのであれば、今後の更なる計画浮上にも期待が高まります。
神戸三宮阪急ビル、JR三ノ宮新駅ビル、雲井通5丁目バスターミナルビル、市役所2号館跡の複合ビル等、数々の大規模再開発ビルに含まれるオフィス機能だけではなく、こうした民間ビル開発や建て替えが相次ぐ事は非常に健全な都市環境が整ってきていると言えるでしょう。これらの民間投資は神戸の将来性に明るい兆しが出てきている事も示唆しています。
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