ラスイート・ルパンビル新築工事建物が遂に竣工！今春は新港町が熱い！

3月12日のオープンまであと残り2週間強に迫っている新港第1突堤基部の新商業施設「ラスイートルパンビル」。神戸港で複数の宿泊施設を運営するラスイートが手掛ける新施設です。

遂に建物が竣工し完成形となりました。2階の窓にもアクセントとなる黄色のシェードが取り付けられ、白亜の建物によく映えています。

完成イメージパースとほぼ同じ色調、質感に仕上がりました。みなと温泉蓮の姉妹施設という位置付けですが、デザイン的にはホテルのラスイート神戸ハーバーランドの姉妹施設と言った方がしっかり来ます。

西側の岸壁沿いのプロマナードへの新たなアプローチは舗装をアスファルトからインターロッキング舗装ブロックに変更中です。

京町線沿いに設けられた石の門柱と柵。新港町に新たな雰囲気を創り出すデザインです。

足湯カフェも完成。雨や風、陽射しも遮る半屋内の足湯カフェで、ドリンクと足湯を楽しむ事ができるようになります。

まだバリケードがあるので、建物や敷地内に立ち入る事はできません。

建物内部ではル・パン総本店の開店準備が進められており、スタッフのトレーニングが行われている模様でした。

ジーライオンアリーナ神戸を訪れる人々の一部はこのベーカリーで焼きたてのパンを購入する事になるのではないでしょうか。

ラスイートルパンビルのフロア構成の案内表示が立てられてました。2階や4階も賑わいと集客に効果を発揮する事が期待されます。

完成したアーチのエントランス。工房のパン、スイーツ、地産地消のレストラン、ルーフトップバーから成るウォーターフロントのグルメビルを

建物敷地の外構や南側の駐車場舗装も完成。

京町線の西側歩道は蓮の開業と共にこれまで和の雰囲気に整備され、壁に閉ざされていましたが、今回の開発によって洋の雰囲気に刷新されたと共に、開放感が増しました。

また新たに京町線から直接、駐車場にる入退場できるエントランスが設けられています。

エリアの飲食機能は現在、神戸ポートミュージアム1階のTOOTH TOOTH のフードホールのみですが、ラスイートルパンビルが新たな選択肢となります。

新港町の本格的な集客施設はこれまでのところ、実質には神戸ポートミュージアムのみに留まっていましたが、ラスイートルパンビル、ジーライオンアリーナ神戸が加わる事で、今春よりエリアは活力でみなぎる事でしょう。

新港町はまだまだ成長中の未完の都市です。三宮の駅前エリアと共に今後の神戸の行方に大きな影響力を持ち、神戸の都心が広域圏より人と資本を集められるようになるかどうかの鍵を握ると言っても過言ではないでしょう。その為には１つ１つの施設がしっかりとその役割を果たしていく必要があります。