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タワークレーンが投入され鉄骨建方が開始された神戸旧居留地91番地新築工事。神戸銀行協会ビル跡地で進められている地上11階建てのテナントオフィスビルプロジェクトです。
鉄骨工事はまず基壇部となる5階までの組み立てを行い、この部分の工事をある程度進めてから、残りの中高層フロアの建方を行うようです。
5階までの躯体が足場で囲われました。
全国の主要都市ではオフィスの移転が一つのブームになりつつあり、テナント賃料も上昇に転じています。神戸でも大阪や福岡と遜色無い0.2%の賃料上昇が見られており、ポストコロナにおけるオフィス回帰が鮮明になっています。
人手不足の昨今、企業が人を集めるには就業環境の良さはもはや必須事項であり、ハードの古い老朽化したビルでは求人競争に打ち勝つ事が難しくなってきています。
また自社ビルの老朽化に伴い、これを売却して新築テナントビルへの移転需要も高まりつつあります。一昨日前もクボタが難波の自社ビルからうめきた2期・グラングリーン大阪への移転が明らかになりました。
神戸の都心ではどちらと言えば、ジーライオンやフェリシモ、WDB等、テナントビルに入居していた企業が自社ビルを新築して移転するケースが目立っています
賃料上昇を踏まえ、これまでは老朽化したテナントビルの建て替えはマンションという例が後を立ちませんでしたが、三宮エリアであれば、最新のテナントオフィスビルへと建て替える動きも出てくるのではないかと思われます。新規プロジェクトの浮上に期待です。
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地価と解体費・建築費と賃料相場と各種規制 を考慮すると事業としてバランスをとるのが難しいのでは?神戸市内の企業で新築の高規格ビルへの移転を希望する事業者はそれなりにあると思います。
神戸市以外からの誘致をどうするかが課題でしょうが、やはりそれには、こべるん上でこれまで指摘されてきたように交通インフラの整備が不可欠に思えます。中でも空港の国際化と湾岸線の整備開通は非常に重要だと思います。