兵庫

神戸市総合児童センター(こべっこランド)移転整備工事 建物は竣工 内装工事の遅れで開館は来年3月末へ延期



7月末には竣工する予定だった神戸市総合児童センター(こべっこランド)移転整備工事ですが、木質系材料の納期遅延が生じたほか、使用部材の一部に不具合が発生し、その改善を目的とした復旧工事が必要となったため工期の遅延が生じました。従ってこべっこランド及びこども家庭センターの移転予定時期については来年1月の竣工を目指し、令和4年度内の開設を目指すと発表されました。



既に仮囲いや足場も全て撤去され、外構工事も完了しているように見えます。



こべっこランドの前にはこれまでのハーバーランドの施設には無かった屋外の大きな遊び場が設けられています。



船のようなデッキを三角形に配置し、まるで秘密基地のような佇まいです。



全体が巨大な遊具になっているのでしょうか。中央には噴水広場も設けられているようです。これは今まで以上に人気の施設になる可能性を秘めています。



規模の大きなこども家庭センターも建物外観は完成済みです。



工期の延長は内装に使用する木材の納期遅れや断熱材の厚み不足による復旧工事等が要因とされています。グローバルな問題が様々な点に波及しています。



敷地内の施設の周りにはコインパーキングが設けられています。地下鉄やバスの利用による来館も可能ですが、やはり車でのアクセスが一番便利な立地です。



こべっこランドの南面は丸味を帯びた形状が可愛らしいです。



こちらにもかなりの台数の駐車スペースが設けられています。50台以上の収容が可能のようです。



こべっこランドとこども家庭センターは2、3階の渡り廊下で連絡しています。



兵庫区南部の和田岬・中央卸市場エリアは商業施設や公共施設が次々と誕生しています。これに伴う共同住宅の建設工事も今後、積極的に進められていくべきかと思います。



エリアには工場跡地のまとまった遊休地も点在しており、三宮からの距離も考えると、もっと住宅地としてのポテンシャルは引き上げれらる筈です。海岸線の利用増も促進できます。



こべっこランドのこの地への移転もそうした流れを汲む意向があるものと思います。来春にはこの新しい施設で子供を遊ばせる事を楽しみにしている親子も多いのではないかと思います。また既存のハーバーランドの建物と土地を来春以降、どう活用するのかにも注目です。

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