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堂島川と御堂筋に面して立っていた大阪三菱ビルの建て替え計画が進行しています。三菱グループの三菱地所、三菱商事都市開発、三菱UFJ リース及び積水ハウスが共同でオフィスとホテルの複合機能を併せ持つ地上32階建ての超高層ビルを計画しています。
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プロジェクト概要
(仮称)OM計画/(仮称)大阪三菱ビル建替え計画/(仮称)大阪三菱ビル開発計画
所在地 大阪市北区堂島浜1丁目15-1
事業者 オーエム4特定目的会社(三菱地所、三菱商事都市開発、積水ハウス、MULリアルティインベストメント)
敷地面積 3,571.88㎡
建築面積 2,550.00㎡
延床面積 67,000.00㎡
階数 地上32階 地下2階 塔屋1階
用途 事務所、ホテル(548室)、店舗、駐車場
建物⾼さ 147.00m
構造 鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
設計者 三菱地所設計・竹中工務店 設計監理共同体
施工者 竹中工務店
竣工予定 2024年4月14日
現在の建設状況
鉄骨建方と外装のアルミカーテンウォール取付が進められています。鉄骨最上部は15-16階付近に達しており、今で大体、半分の高さにまで到達した感じかと思われます。
完成すると西隣の新ダイビルとほぼ同じ高さになるので、デザインは違えど、ツインタワーの様相を呈する事になります。
御堂筋の立つ新たなガラスのタワー。現在、工事が進められているのはオフィスフロアです。このオフィスの上に、展望フロアが備わる事になります。16階には大阪の観光・文化の発信等を行う(仮称)御堂筋プレゼンテーションギャラリーが整備される予定です。
そして17-31階にはカンデオホテルズのフラッグシップホテルとなるカンデオホテルズ大阪堂島浜の開業が予定されています。最上階には天空の露天風呂も備わるスカイスパが設けられる計画です。
この建設中のビルの足元では、堂島公園の再整備が行われました。インターロッキングブロック舗装を施し、トイレ等の施設を刷新しました。
アクセントに木材を多用したデザイン性の高いトイレが完成しています。
またコンテナを活用した喫煙所も設けられました。最近はコンテナを建築に活用する例も増えてきました。
この堂島公園には船着場も設けられる計画で、堂島川のクルーズ船の発着が予想されます。16階の展望施設、上層部のホテル、そして船着場も含めて、新たな観光拠点としての役割も担う複合ビルとして、機能の発揮が期待されます。
最後は堂島川のスカイラインを含めたアングルで締めたいと思います。阪神高速環状線の高架と水辺に立ち並ぶビル群。水都・大阪を物語る代表的な風景の一つかと思います。
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