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昨日、神戸新聞の報道によって神戸市役所本庁舎2号館跡地に計画されている新庁舎と集客施設で構成される新2号館についての開発概要や事業者がオリックス不動産を代表とする企業グループに決定した事が判明しましたが、神戸市及び企業グループ各社より公式プレスリリースが発表されました。
決定した企業グループの概要は以下です。代表企業: オリックス不動産株式会社
構成企業: 阪急阪神不動産株式会社
関電不動産開発株式会社
大和ハウス工業株式会社
芙蓉総合リース株式会社
株式会社竹中工務店
安田不動産株式会社
協力企業: 株式会社日建設計
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Connect Pier KOBE
開発コンセプトは「Connect Pier KOBE」。これが意味するところは、港町神戸のふ頭(Pier)が海に向かって延びていくように、都心のにぎわいや回遊を周辺に拡張しながら、世界、社会、地域とのつながり(Connect)を生み出し、「神戸の未来をけん引する交流・創造拠点づくり」です。所在地: 神戸市中央区加納町6丁目5番1号
敷地面積: 約4,889m²
建築面積: 約4,300m²
延床面積: 約73,000m²
規模: 地上24階 地下2階
構造: 鉄骨造、鉄筋コンクリート造(中間階免震構造)
用途: 市庁舎、市民利用空間、ホテル、オフィス、商業施設
官民連携の複合機能
建物の構成は以下の通りです。- 市庁舎 (地下1~5階) + 市民利用空間 (1階) 15,400m² + 570m²
- 商業施設 (地下1~2階) 2,700m²
- オフィス (6~14階) 22,300m²
- ホテル (16~24階、8階一部) 18,100m²
資料に示された再開発ビルの延床面積は、約73,000m²ですが、これは1号館の一部を含むとしています。ただ1号館は5万平方メートルの高層庁舎ですので、どこまでを含んでいるのか定かではありません。示された機能の延床面積を合算すると、59,000平方メートル程になりました。事前の基本計画で示されていた1号館と同規模という想定より拡大しています。この床面積の確保に、容積率が1,200%まで緩和されているようです。
市庁舎・市民利用空間
本庁舎、市民利用空間、歩行者空間を一体的に整備し、市民の皆様が訪れやすい計画とし、建物1-2階に整備される市民利用空間は、フラワーロードに面した屋内型吹き抜けの開放的な交流空間として活用されます。様々なイベントが開かれる場となるでしょう。
地下1~5階の新庁舎機能には現在、近隣や都心エリアに分散して移転している各部局が戻ってくる事になります。
商業施設
神戸に点在する食文化、ライフススタイル等が交わる場を整備し、周辺施設や環境と連携することでまちの魅力を向上・発信する空間を創出を目的に、希少性・話題性の高いナイトエンターテイメントの創出、密着型ショップ・ライフスタイルの発信、健康促進型のテナントを誘致し、フラワーロードからの賑わいを呼び込みます。
建物北側にはボイド空間による地下階から地上2階の垂直動線の確保と2階の屋外歩廊が整備されます。
商業施設と市民利用空間は一体化されるものと思われます。上階のオフィス就業者、ホテル宿泊者、庁舎の市職員も頻繁に利用する事になるでしょう。
オフィス
6-14階の9フロアに設けられるオフィスのフロア面積は22,000平方メートルを越え、その床面積は建物の機能の中で最大規模であると共に、現在、計画されている他再開発ビルを含めて、最大級のオフィス空間が供給されます。基準階面積は単純計算でも2,000平方メートル以上確保されると推測されます。カンファレンス機能も付与される予定です。神戸三宮阪急ビル、JR新駅ビル、バスターミナルI期ビルに続き、新2号館ビルといずれの高層複合ビルにもオフィスフロアが組み込まれる事になりました。最新オフィスの供給・企業誘致による集積効果も期待されます。
ホテル
最上層である16~24階及び8階の一部には国際的なラグジュアリーホテルが開業する予定で、オリックス不動産が誘致を担当します。また最上階には眺望を楽しめるレストランが開業するものと思われます。進出するホテルブランドの発表が待たれます。
周辺施設・エリアとの回遊性
三宮クロススクエアの整備と共にデザインコードが設定されるフラワーロードはより居心地の良い歩行者空間としてリニューアルされる予定ですが、これと呼応して賑わい空間を低層部に設け、更に南の東遊園地やウォーターフロントエリアへと連続した賑わいをもたらす結節点としての役割を果たす施設になります。地下階はさんちかから連絡する地下通路と直結する他、高低差を利用し、中央区総合庁舎のオープンした東町筋側にもエントランスを設けて、東西通路によって回遊性高める計画です。
外観デザインとランドマーク性
公開されたパースでは、1号館とは全く異なるガラスのタワーになる事が示されました。低層部には水平基調のラインを多用して、頂部に緑化部分設け、セットバックして高層部を立ち上げて圧迫感を軽減する王道のデザインです。オフィスフロアはアルミカーテンウォールを全面に纏い、ホテルフロアは消防条例の制約から避難経路のバルコニーを配置し、レストランフロアで再びアルミカーテンウォールの蓋をしています。
夜間には頂部をライトアップして、ランドマーク性を強く高めています。駅から見ても非常に目立つ存在になる事は間違いないでしょう。
今回のパースはあくまでも提案イメージですので、このまま最終決定する事が確定している訳ではありません。更なるランドマーク性の向上に磨きが求められているようです。
今後のスケジュール
着工: 2025年
竣工: 2028年
開業: 2029年
事業提案は無難な内容にまとめられていますが、このプロジェクトの成否は決定した企業コンソーシアムがどのようなテナント、企業、ホテルを誘致できるかに全てが依存していると言っても過言ではありません。完成時期は7年後なので、時間を掛けてじっくり取り組む事が可能と言えます。
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おはようございます
何時も楽しく拝見させていたたいてます。
旧居留地の情報ですが、神戸ダイヤモンドビルの一階、三菱銀行神戸支店がビル内に移転した跡地が改装中でしたが、バーバリーの店ができており、もうオープン間近の様子でした。
角区画も早くテナントが決まると、付近賑やかになって良いですね。
無印良品の神戸最大の店舗は神戸阪急の新館5と6階に10月5日オープンします。
意図したかはわかりませんが、JR駅ビル、雲井バスタ、この新神戸2号館が2028~29年ごろに集中したのは阪神高速湾岸線の大斜張橋が完成するのに合わせてるんじゃないですかね?
昔の神戸市だったら再開発の新しい街開きに何か大イベントを企画したいところですね。
オリンピックも万博も終了した後、何か企画お願いしたいです。
今、東宝では山崎貴監督で「ゴジラ新作」が撮影されています。
ご存知か分かりませんが、ゴジラの新作は日本の新名所を必ず破壊するのがお約束になっています。だから2029年街開きと映画公開をコラボして新しい神戸を舞台にゴジラに破壊しまくって欲しいです。映画の舞台になることは観光にも影響大です。
また過激なこと言いました。
お許し下さい。(笑)
素人の質問で申し訳ないのですが、前回の大阪万博後のポートピア81開催のように現代版の地方万博みたいなものはできないのでしょうか?
それとも当時の神戸と比較して資金面や地方万博自体が相応しくないのでしょうか?
商業施設が少ないようですが、1階の市民利用空間でどんなイイベントが行われるかが重要であるように思います。でも、東西の移動が中心だった三宮で、南北の移動を促す動線が生まれるきっかけになりますね。港にアリーナが完成したら、駅(JR,阪急,阪神)から港へ向かって歩くのを楽しむ人ももっと増えるのではないでしょうか。
さんちかに梅田みたいに、ムービング・ウォークがあったら雨の日など、駅からの移動に便利なのかも…
28、29年頃に神戸空港が国際化されると一層弾みがつきますね。