市庁舎建て替え計画

神戸市庁舎2号館建て替え後の規模は?


2025年度以降の完成として計画されている神戸市庁舎2号館の建て替えプロジェクト。新開地から三宮に市役所を移転した際の最初の本庁舎として建設された為、老朽化は激しい建物です。震災で地上5階建てに減築されました。

既に建て替えに関する基本再整備構想が策定されており、庁舎機能以外に低層部には音楽中ホールを備え、高層部には眺望を活かした国際クラスの集客施設を整備するとされています。

つまりは複合機能を備えた高層ビルになる事は必須条件です。


高層部に整備される集客施設とは具体的にどんな内容が考えられるでしょうか。宿泊施設や短中期滞在施設、レストランやバー、カフェ等が真っ先に思い浮かびます。高層階の図書館導入は個人的な案でしたが、これは雲井通のバスターミナルビルで具現化されます。

当ブログ読者のkkbbさんからこの庁舎建て替えについてその規模は1号館を越える可能性についてコメントを頂きました。市長からは1号館と同規模の5万平方メートルは必要という方針が示されていましたが、眺望を活かすとなると、少なくとも高さでは南側の1号館を上回らなければ、南側の神戸港を臨むこと事が出来ません。1号館は高さ132m。新庁舎ビルの最上階の位置が132mを越えるとなると、塔屋等を含めて少なくとも150mないと厳しい筈です。しおさい公園からの眺望規制にどうにか収まる高さでしょうか。


150m級の庁舎ビルとして今ホットなのは横浜市の新市庁舎。建設真っ最中で、当ブログでもつい最近、取り上げたばかりです。敷地面積は1.3ヘクタール以上あり、神戸市庁舎2号館よりも遥かに大きな建物ですが、1、2号館の双方を合わせるとほぼ同規模クラスの庁舎機能を備える事になります。

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POSTED COMMENT

  1. 匿名 より:

    1号館と高さデザインを合わせて、基準階面積2倍・階高1.5倍くらいでいいんじゃないでしょうか。南眺望は1号館、東西北方向は新2号館として、将来的に1号館を解体した後は2号館で南もカバーする、と。
    なんでも規制の神戸市が、自ら1号館よりも高いビルを建てるのは言行不一致、烏滸がましいにも程があると思います。

    新神戸くらい六甲山に近いところなら、200mオーバーを建ててもいいと思いますが。

  2. kkbb より:

    せっかく神戸市が建築用途特区を制定する方向でいるのに、規制が多すぎて、企業やデベが引き気味なので神戸市が範を示すために新築2号館を大規模開発する動きを考えたのでしょう。
    パブコメがどう考えてもムダに多いのと、市長の思惑が確立しないので、市役所も反発して業を煮やしたと言うか。
    わたしなんかは常々、神戸市がドカンと大きく再開発をやらないと、民間は半信半疑で前向きに動いてくれないよとは発言しましたが、まあわたしごときの意見より、市役所は民間企業に見捨てられてると言うか相手にされない現状の危機感を切実に感じていると思いますよ、本当に。

    景観審議会などで都市局は、ポートタワーを神戸のランドマークに仕立て上げようと躍起ですが、国内では通天閣ほども知名度がありません。ましてインバウンドには相手にもされていません。
    国宝級の建築を持たない都市にとって、いくら既存の施設をランドマークに仕立て上げても、市民も観光客も誰も認めてくれないでしょう。ランドマークは現代の城、城郭みたいなものです。
    エッフェル塔が最初はパリ市民に認められなかったように、世界貿易センターがNY市民に認められなかったように、100年後には神戸市民に神戸のランドマークと認められるような新庁舎を期待したいですね。

  3. 匿名 より:

    今から建築する新2号館も100年後には跡形もなく消え別の建築物に置き換わってますよ…。

  4. ダイニングキッチン より:

    ポートタワーとホテルニューオークラ、メリケンパークの並びは、ランドマークにこそ届かなくても、神戸が全国に誇れる光景になりえていますよ。

  5. kkbb より:

    わたしは街の目印となるランドマークはその都市の時代を映すものと思っています。
    どの都市でもランドマーク造りには拘りがあるようですが、時代とともに変遷がありますね。
    神戸にとっては大正時代に聚楽館。昭和はポートタワー。
    では令和の時代のランドマークとは?それこそが今の神戸に必要なものと思っています。

    またランドマークとして時代を超越して人々の心に残る物は、何かの理由で一度失われても、復元や再建されて、国宝にさえなります。
    京都の東寺、姫路の姫路城、奈良の東大寺など。
    地震の熊本城、ノートルダム大聖堂が火事によって大損害を被ってもすぐ再建の動きになっているのがいい例です。
    造るなら新庁舎は100年を超えてランドマークとなりえる建築物を目指して欲しいということです。

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