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解体撤去工事が粛々と進む神戸市役所本庁舎3号館。躯体の縮小が顕著になってきました。
現在は5階の躯体解体が進行しています。高さ的には当初の姿から既に半減しているものと思われます。それもその筈。残り約3ヶ月で地上部の解体は完了する予定です。
2号館と3号館を連絡する渡り廊下の解体撤去にも着手しています。
まずは着手が容易である2号館に連結する部分の解体が始まっています。
仮囲いにはこの解体完了後に建設に着手する新中央区総合庁舎の完成予想パースが掲示されました。
大きなパースで見ると、描かれていた細部がよく分かります。解体後に新たに再び渡り廊下が整備される予定です。1階に造られるピロティ空間は階高が大きな2層分の開放感溢れる吹き抜けとなります。基壇部のイメージは新長田合同庁舎が近いでしょうか。
新庁舎の基壇部の高さ位に縮小した現庁舎です。この上にセットバックした上層部が乗ると考えると、新庁舎のスケール感がイメージしやすいかもしれません。
小さくなってしたので、背後に本庁舎4号館危機管理センターや江戸町・東町ビルが見えるようになりました。
これら一連の庁舎建替と合わせて1号館の設備更新も同時に進められています。庁舎内の共同トイレの改修も進められていますが、いよいよエレベーターの更新工事も開始されました。1号館のエレベーターは非常に静かで高速です。工期には1年を要します。
そしてあと数ヶ月後には閉館した2号館の解体もいよいよ開始される予定です。神戸阪急ビルが立ち上がり、三宮ターミナルビルが解体で縮小する変化の風景に慣れてしまって、これから始まる市庁舎解体も当たり前のように感じられてしまいつつありますが、これらの大規模開発を夢見ていた頃から考えると、まさにDreams Come Trueの状態が起こっている事を再認識しています。
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