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いよいよ今月から新築ビル本体の建設工事に着手予定の雲井通5丁目再開発プロジェクト。6丁目でも来年の都市計画決定を目指し再開発準備組合が設立されたばかりですが、ひと足先に始動している5丁目は次の展開に移行中です。
解体の完了したサンパルや勤労会館跡地にて多くの重機が投入されており、大規模再開発発感が強く出てきました。
サンパルのあった敷地では矢板による山留壁が既に構築され、掘削も進んでいる状況です。
投入されているクローラークレーンには丸五基礎工業のロゴ。大規模建設工事の基礎工事はまず間違いなく同社が担当しています。基礎工事に特化したスペシャリスト集団が丸五建設工業です。
この山留は本設用でしょうか。通常、この規模の地下工事では矢板のような簡易な土留ではなく、より強固なシートパイルや地中連続壁工法が採用される事が殆どかと思います。
一方、旧中央区総合庁舎の解体撤去はまだ進行しています。地上部の4階辺りを解体している模様です。
この状況であれば既に着工に至っていると判断しても良いのではないかと思いますが、これだけの規模の開発工事ですので、やはり正式な起工式は執り行われるのではないかと思われます。
すっかり開放感抜群になったあじさい通り。仮囲いの上に掲示されている雲井通地区の歴史を振り返るギャラリーの写真もどんどん増えています。
かつての中央幹線の様子です。ポートライナーの高架軌道が丸見えで、コスモビルもサンシティも存在しません。これから再びこの状態に遡る事になる想定です。
4年後の完成を目指して、今後、更にダイナミックに工事が進行していくものと思われます。今から4年前の2019年にはエリアの再開発を進める為、する国土交通省と神戸市が神戸三宮駅前空間の整備事業計画について中間とりまとめを共同発表しました。そんなに前の話ではないと感じますが、同じ期間が経過するとビルが完成を迎えます。
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