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既に今年3月に施行認可が下りている神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業。中央区総合庁舎、勤労会館、東横イン、そして再開発ビルのさんぱる等が立ち並ぶ敷地面接8,230平方メートルの再開発予定地です。ここに地上32階 延床面積約10万平方メートルの超高層高層複合ビルの建設に着手予定です。
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プロジェクト概要
事業名称 神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業
施行者 雲井通5丁目再開発株式会社施行区域 兵庫県神戸市中央区雲井通四丁目345番の一部,346番,347番の一部,同五丁目301番, 302番,303番,317番,318番,319番,320番の一部,322番の一部, 323番, 324番,
敷地面積 約8,230㎡
延床面積 約98,900㎡
建物構造 鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造
階数/高さ 地下2階 地上32階 塔屋1階/約164m
主要用途 商業施設、バスターミナル施設、公益施設、業務施設、宿泊施設 公共施設
市道葺合南146号線を幅員18mに道路拡幅
市役所3号館跡に建設中の新中央区総合庁舎が来年の9月までに完成予定で、その機能が移転を終えると、いよいよ再開発予定地にある既存建物の解体が開始される予定です。
現状、表向きのさんぱるの状態はまだそのような大規模再開発が1年以内に開始されるような気配はありません。
しかしよくよく見てみると、1階のテナントにもチラホラとシャッターを下ろしている店舗区画が見受けられます。
建物内部に入ると、その状況は更に一変します。2階はもう殆どのテナントが閉まっており、シャッターには移転や廃業を知らせる貼り紙があちらこちらにあります。
殆どの店舗が今年の3-4月に近隣に移転をした事を知らせる内容の貼り紙がありました。再開発の施工認可のタイミングと一致します。
閉院した医院もあります。
現在もまだ営業している2階の店舗は6区画のみに留まります。これらの退去も時間の問題かと思われます。
さんぱるの3階より上の階はもう既に退去済もしくは神戸市の外客団体が暫定的に活用しているのみの状態です。
今後、残る1階や地下階のテナントも順次、閉店が始まるものと思われます。
間もなく始まる大規模再開発を睨んだ動きか、あじさい通り沿いでは老朽化した狭小ビルの解体が行われていました。
徐々に再開発の着手に向けて準備が開始された雲井通5丁目。東横インも営業はいつまでとなるのでしょうか。同ホテルは築20年にも満たない築浅の建物ですが、一体的に再開発される予定です。さんぱるの解体開始時期は来夏頃を予想していますが、中央区総合庁舎等に先駆けて解体を進める可能性もあるかもしれせん。いよいよツインタワープロジェクトが始動する事になります。
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先日、知事選の際にサンパルを通ったのですが、ゴーストビルの様相を呈していますね。
まあ、建て替え前の退去期間なので仕方がないのですが…笑
話は逸れますが、今日の文春に「さんプラザの再開発問題」が取り上げられてますね。サンパルもですが、区分所有は本当に問題が多いこと…。
78歳“元地上げ屋”と手を組み…神戸市の再開発に重大疑惑 なぜ「さんプラザ」は復興の波から取り残されたのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/80ffd0f14ee0dfe313f9e675efb2348eb737b433
このプロジェクトが完成したらサンパルのある駅東側への人通りが出来て賑やかになるのでしょうか?神戸に来る観光客からすると三ノ宮駅の東側って足を向ける意味も機会もあんまり無いんですよね。
少なくとも駅からの動線に工夫が必要と思います。
このプロジェクトには、3期の構想もあるみたいですよ。