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神戸ハーバーランドumieのNorth Mallでは、1-2階で連鎖型の店舗配置入れ替えとリニューアルが行われています。まずZARAが2階から1階に移転した事で空いたスペースを中心に、2階に新規テナントの誘致や既存テナント配置転換によって雑貨・家具店を集積するゾーンを設けました。この最後を締め括ったのは、1階にあったFranc Francの移転でした。
そして1階に生じたスペースをどのように活用するのかに注目の的が集まっていましたが、その答えは近隣のフロアを占有する無印良品にありました。
現在、無印良品は9月14日より一時閉店を行っており、内装の配置換え等を進めています。この理由はもう既に火を見るよりも明らかです。
Franc Francの区画を組み込んだリニューアルオープンを計画しており、開業日は9月30日(土)と決定しています。店舗面積を大きく拡大する事によって、陳列・販売する品数も増えそうです。
以前もレポートしましたが、閉鎖されているエリアはFranc Francの跡区画のみならず、以前、チュロスのスタンドがあった南側も含んだ一帯が仮囲いの中に含まれています。
フロアマップ上ではピンクに色付けしたエリアが無印良品に変わる事になり、ZARAに次いで大きな店舗面積が確保される事になります。拡大後の規模はこれまでの約1.5倍近いでしょうか。
増床によって提供されるサービスも追加されるかもしれません。神戸阪急新館でも導入されれている冷凍食品の販売開始やコーヒースタンド、寛げるレストスペースの追加も期待できるかもです。
無印良品の根強い人気は入居する商業施設の集客力を高め、活性化に導きます。神戸BAL、神戸阪急、エキソアレ西神中央、三田のキッピーモール、そして岡場のエコール・リラも、こぞって無印人気にあやかる為、同店の誘致を図りました。
よって入居している無印良品の店舗面積の拡大は正常進化として、商業施設の集客性を更に高める有効手段と言えます。無印良品はアジアを中心とした海外でも人気が高く、中国では同様のスタイルを真似たブランドも多く存在する程です。神戸では訪日客に人気の高いハーバーランドのおいては、無印の充実性を高める事は強みになるでしょう。
umieのリニューアルは完全に一度に複数の区画やフロアを改装するのではなく、徐々に店舗配置転換を有効に活用しながら、常に新しい話題を提供する方式に切り替わりました。程度の大きなリニューアルはインパクトも大きい反面、効果が薄れた後の反動も大きく、その後の話題提供が難しくなります。小出しのリニューアルであれば、効果を一定に継続させる事が可能です。今後も同様の形でのリニューアルを続けていくものと思われます。
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