今年11月の一部供用開始を目指していた再整備中の東遊園地ですが、工事の進捗遅れからこれを断念し、来春の全面開放に変更する方針が示されました。11月11日に行なわれた定例会見で久元市長が明らかにしたものです。
工事の遅れの要因については、世界的な情勢による建築資材の納期遅延及び園地の地下にある駐車場が影響した施工方法の調整によるものとしています。建築資材の遅れによる工期延長については、最近でも和田岬で建設中の「こべっこらんど」でも同様に開園が遅れる事が発表されたばかりです。
開園の延期によって、東遊園地で開催されてきた冬のイベント・行事への影響が懸念されますが、神戸市は3年連続で中止した神戸ルミナリエの代替イベントや「1.17のつどい」については、再整備中の園地の一部を部分的に開放して、開催する方向で関係部署と調整中との事。
芝生広場が再び整備される予定の園地南側は現在、更地になっています。工事が進む様子があまり見られなかったのは、これらのイベント・行事を執り行う予定を調整していたらなのかもしれません。
ただこれらのイベント・行事開催に向けて、北側園地最南端にある新設トイレのみはこれらの期間中に供用を行う可能性もあるでしょう。
当初の計画では、東遊園地再整備工事(その2)を10月末までに完成させて、11月に北側園地一部の供用開始、(その3)を2月末に完成させ、5月に全面的な供用開始を目指していました。
芝生広場は暫定的に土広場としてオープンする予定だったので、イベントを園地内で行う事は想定済だったという事になります。供用開始の楽しみは少し遠のいてしまいましたが、来春には全面的に開園するのであれば、その楽しみをとっておくと考えるべきでしょう。
東遊園地の年内一部供用開始は中止 来春に全面開放へ ルミナリエ代替イベント・「1.17のつどい」園地内で開催
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