新港第2突堤基部に鎮座する大正築の近代倉庫の解体撤去工事が遂に開始されました。神戸アリーナのアクセスアプローチをブロックするように立つ巨大倉庫の為、この場所の利活用は新時代のウォーターフロント・新港町の活性化を左右しかねない非常に重要な土地です。
この場所と第2突堤には、メリケンパークやハーバーランドに匹敵する集客性を有する施設が立地しなければなりません。その点、突堤にはアリーナが建設される事によって、このミッションの一部をクリアする事になります。
そしてもう肩翼がこの倉庫跡地という事になります。
南側より仮囲いの設置が開始されました。倉庫内部の解体も進み始めているようです。
さてこの土地の再開発を行うにあたり、これまで同様に事業者を公募プロポーザル形式で募る事になるでしょう。旧住友倉庫だけに、北側の開発済地区同様に住友不動産が再び参画を試みるのか、はたまた他デベロッパーも出張るのか。
雲井通は三菱地所が、突堤はNTT都市開発が押さえましたので、そろそろ三井不動産や森ビル等の新たなデベロッパーの登場にも期待したいですね。特に森ビル系はまだ神戸はおろか関西でも、手掛けているプロジェクトは非常に少なく、森トラストが新大阪にオフィスビルを、奈良にホテルを保有する位です。
ただ公募のタイミングは早くとも神戸アリーナの開業やベイシティタワーズ神戸EASTの完成後となる25年後半以降なのではないかと思われます。
隣接するステージフェリシモの1階にあるフェリシモホールに明かりが灯っていました。
奥行きが感じられ、紅葉の始まった臨港道路の街路樹と相まって良い雰囲気を醸し出していました。
またステージフェリシモの南側低層店舗棟の西側に足場が組まれました。西側のみですが、何らかの補修が行われるのでしょうか。
この低層棟はフェリシモがこだわりを持ってにぎわい創出の取り組みを行っていますが、少しこだわりが強過ぎて、利用者を選ぶ傾向があり、高い集客性は期待出来ないのが残念なところです。もう少し一般向けコンテンツに変える等の工夫も考慮して貰えると良いのですが、やはり神戸アリーナの開業を待って新たな方向性を探るのが良いかと。
旧住友倉庫の解体撤去工事が開始される 跡地事業者公募時期は?
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都市型水族館に加え、念願のアリーナもできるのであとはテーマパークと欲張りたいですがさすがに土地はないですよね。ショッピングはウミエや三宮元町界隈で事足りるので、新港町エリアはコトトキ消費に重点を置いた再開発を求めたいです。何か有名な映画、アニメの世界観を体験できる屋内型エンタメ施設なんて誘致できないかなと妄想してしまいます。
このプロジェクトは指名型のプロポーザルとして、
森ビルなど首都圏にて大規模複合施設開発実績を有する
デベロッパーを誘致するのも手ですね。
以前、コメントで提案させて頂いたような情報発信能力を
併せ持つ魅力的な商業施設の開発と仮定すれば尚更です。
仰るように、それもアリーナやベイシティタワーズ神戸
EAST棟の竣工と、ハード面の役者が揃った上で、
且つ有力テナントの入居など、ある程度の賑わいが
担保されていないと難しい話でしょうね。