新港突堤西地区再開発

新港第2突堤とその基部の上屋や倉庫・事務所群の解体が開始される 新港町再開発は第二フェーズへ突入



新港町は西地区の再開発が進み、ウォーターフロントエリアの新たな賑わい創出に成功していますが、まだ中央から東側に掛けては大小様々な倉庫群が立ち並びます。これらの再開発を目指して、解体工事が順次着工しており、グランドデザインに描かれていた新しい街の形成が進められようとしています。



次の大規模開発は第2突堤が中心となります。その入口に当たる基部東側の中小規模の倉庫・事務所の解体が開始されました。



アリーナの建設される突堤部から100m近くに渡って横たわるこの倉庫群を今後、どのように整備する事になるのでしょうか。



グランドデザインのイメージでは新港町地区の中央に位置するこの場所を新港中央広場とした開放的な空間として整備する様子が描かれていました。イベント等が開かれる潤いと憩いのオープンスペースとして位置付けられているようです。



アリーナの建設される突堤部です。先端や中央部に位置した上屋は早期に撤去されましたが、基部に最も近い北側のH1、J1上屋がまだ残されてきました。



解体は昨年までに完了する予定でしたが、作業は継続中です。



年度内には完全な平地となる事でしょう。



新港町エリアで最も注目度の高い再開発はこのアリーナ建設と言えるかもしれません。それだけのインパクトのあるプロジェクトです。1万人以上の人々が頻繁にこのエリアを訪れる事になるので、経済効果も非常に高く、周辺のビジネス拡大に大きく寄与するでしょう。



アリーナ建設が決まった上での西側基部の倉庫跡地はグランドデザイン上、文化・創造産業施設の建設が示されています。この土地の開事業者を選定するプロポーザルはいつ広告されるのでしょうか。新しいウォーターフロント地区を代表するようなインターナショナルホテルが計画される事を期待しています。

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POSTED COMMENT

  1. コード より:

    こべるんさん
    いつも楽しみに拝見しております。
    アリーナ建設ですが、年末に財政難を理由に建設がストップしたと存じますが、アリーナ建設の計画がどうなったかご存知でしょうか?

    • しん@こべるん より:

      コードさん。コメントありがとうございます。財政難から建設が見直しになったのは、兵庫県が明石で構想していた県立アリーナかと思います。こちらは民間プロジェクトで、NTTドコモやNTT都市開発がバックですから、計画通りに進むと思われます。

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