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昨春から既存施設の解体撤去工事が進められてきた須磨海浜水族園・海浜公園再整備予定地は、営業を継続している本館以外の敷地の更地化が完了した模様で、サンケイビルを代表企業とする神戸須磨Parks+Resorts共同事業体が建設工事着手のプレスリリースを発表しました。
https://www.sankeibldg.co.jp/files/2021/220111_suma.pdf
「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」 建設工事に着手
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プロジェクト概要
須磨海浜水族園・海浜公園再整備
事業者 サンケイビル、三菱倉庫、JR西日本、竹中工務店、芙蓉総合リース、阪神電鉄、グランビスタホテル&リゾート
協力者 阪神園、 浅井謙建築研究、E-DESIGN
所在地 神戸市須磨区
区域面積 水族館:25,261㎡ 園地:48,100㎡
施設延床面積 水族館:22,271㎡ 園地:2,012㎡
水族館総水量 14,528t
設計 竹中工務店 浅井謙建築設計事務所
施工 竹中工務店 鴻池組
駐車場台数 1,110台(立体駐車場 716台 平面駐車場394台)
事業費 370億円(初期投資)
完成予定 2024年3月末
想定年間来場者数 初年度440万 安定期390万人
https://smile.kobe-sumasui.jp/redevelopment/
「須磨海浜水族園・海浜公園 再整備プロジェクト」特設サイト
全体施設配置計画図
神戸須磨シーワールド
『つながる』エデュテイメント水族館
オルカスタジアム
イルカスタジアムイルカビーチ
アクアライブ
随所に工夫を凝らした最新の展示ゾーン
生き物に触れ合う事のできるエリア「アクアラボ」
ペンギンやアシカ・アザラシ・ウミガメの展示エリア
海の見える丘広場
神戸須磨パークス&リゾーツホテル
海への旅にいざなう価値体験型ホテル規模: 地上7階建て
延床面積:7,312㎡
客室数: 80室(定員274名)
瀬戸内海、淡路島、明石海峡大橋を望む全室オーシャンビュー
水族館との一体運営・日本初の「ドルフィンラグーン」を設置し、宿泊者が特別にイルカと触れ合う体験施設
水槽付きプレミアムルーム(6室)
瀬戸内海の魚介類、神戸牛や神戸ワインなどの神戸ブランド、淡路の食材など、地産地消にこだわったフード&ビバレッジが楽しめる「せとうちハーバーレストラン」
松の杜ビレッジ
歴史ある松林を保全・活用・育成し、魅力ある水族館を核とした市民の誇りとなる 「須磨海浜公園」の創造松林の約7割を保存し、内部にパークコンシェルジュ棟に加えて、にぎわい施設となる松林の高さを超えない3棟の建物を建設
ヴィレッジA棟:子ども向けブック&カフェ、子育て支援・知育スタジオ等の施設
ヴィレッジB棟: キャンプ体験レストラン、グランピング体験施設等
ヴィレッジC棟: 海の街にたたずむボートハウスをイメージしたレストランカフェ
まず着工したのは水族館・園地建設工事で、宿泊施設は5月、駐車場は9月と順次着手する予定となっています。
営業中の本館は来年5月まで稼働を継続し、それ以降に解体予定です。
また同時期に新駐車場棟は供用を開始。同年9月には第一段階として、にぎわい施設や園地の一部が開業し、24年春に水族館とホテルを合わせたグランドオープンを目指します。
新たにシャチが泳ぐ姿を眺めながら食事が楽しめるオルカレストランのイメージが公開されました。
来年よりいよいよ段階的に再整備された須磨海浜公園が多くの人々で賑わう様子が見られる事になります。そして水族館の開業によって神戸市内最大級の広域観光施設が誕生します。
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こちらの水族園やアリーナ建設などにハコモノだの市民に寄り添えなど反対の声が多いですが、無視して予定通りに進めて行ってもらいたいです。
ここに来てスマスイ、王子動物園などの神戸の再開発に対する反対活動が盛んになってますね、新しいものを受け入れて街を発展させてきたはずの神戸市民がどうしてこうも保守的になってしまったのか残念でならないです
この27年で街並みが変化しない事が当たり前になってしまったのもあるでしょうが…
ここで多少強引にでも再開発を進められない様でしたら、神戸に未来は無いと思います
上の方も言われていますが、本当にその通りだと思います。進取の気風がどこかへ行ってしまい、「懐かしさ」のようなものばかりが重要視されるのは、いかにも活力が感じられない。
阪急三宮の北側の変貌を見て、前の方が良かったという人がいるでしょうか?震災で傷を負ったからこそ、復旧を超えた創造が必要なのではないでしょうか?
新しい須磨のParks & Resorts楽しみです。インターナショナルホテルが来たら良いと思います。
ネットならごく一部の小さな声も大きいように見えてしまいます。どことは言いませんがこういった反対署名や反対活動には積極的な党もありますね。あとは維新系になって兵庫の発展より大阪の発展に力を入れようとする知事の動向が気になるくらいですね。
既存建物の解体が終わった須磨海岸には大きな空間が広がっています。
この前を通り過ぎるたびに2年後に現れる新しい水族館とホテル、そこに集う人の姿を思い浮かべます。
私にとっては、今一番楽しみな開発です。
シャチを見ながら食事。絶対行こう(笑)。
神戸観光の浮揚につながる大きな開発だと思います。
ここを起点にアジュール舞子(明石海峡大橋)までの神戸ウエストコーストの観光地を再整備して欲しいと思います。
一大レジャーリゾートとして広域圏での集客ゾーンに変わると、神戸にとって大きなゲームチェンジャーになる可能性を秘めていますね。
反対の声は、値段だと思います。
1300円が3900円になるそうです。
土地や周辺の海岸・道路・環境整備には税金が投入されます。
市営公共施設やそれに準ずるものは、その税金を支払う神戸市民とそれ以外の方で料金に差があってもいいと思います。
反対に神戸市民が天王寺動物園に行けば大阪市民より高い入園料を支払うのも当然です。
または割安な年間パスポートを望みます。
その分、雇用にも見返りはありますし、周辺の地域経済にも大きく寄与するでしょう。市民割引は是非とも導入を検討したい事ではありますが。
須磨シーワールドに併設してグランピング施設等も整備されますがこの運営も最初からPark-PFIを活用した民営とする方が時代の変化に対応できるので陳腐化することなく進化し続ける公園を形成できると思います。福岡の海の中道でパークツーリズムをテーマとした滞在型レクレーション拠点の整備が始まります。運営は三菱地所や積水ハウスなど数社からなります。https://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec210517_parkpfi.pdf
神戸市も規制緩和(用途地域における建築物の用途制限の緩和)を行い須磨海浜公園や平磯にも海釣り公園やスポーツ施設で1日遊べるような滞在型施設を作れますし、アジュール舞子にもグランピング施設があれば、マリンピアに新設されるアクティビティ利用やショッピング、温泉も愉しめる施設になると思います。この西海岸全体をパークツーリズム拠点として活用できれば僅かな予算で新たな観光レジャー拠点を創設できると思います。この試みが成功すると明石大橋や舞子移情閣・平磯公園・ビオトープ・五色塚古墳・海神社・海釣り公園・須磨山上遊園地などなど埋もれた資産が生き返るのではないでしょうか?
須磨から舞子までの持つポテンシャルは高い筈ですね。今回はまたとないチャンスですから、海岸線の観光施設をしっかりと連携させ、それぞれもプラッシュアップを図る事で相乗効果を生み出す一大リゾートへと生まれ変わらせる事ができる筈ですね。