あと10日足らずでオープン予定の西神中央駅前のなでしこ芸術文化センターの隣接地で同時に建設されてきたクレヴィアシティ西神中央。総戸数304戸の西神エリア最新の大規模マンションです。こちらも同時期の竣工を予定して、最終仕上げが進められています。
なでしこ芸術文化センターと共有する物件前の交流広場。賑わい空間として活用されるこの広場がマンションのメインエントランスでもあり、街との一体性が再開発物件である事を物語っています。
なでしこ芸術文化センターとクレヴィアシティの間には東西に抜けるスキップロード「憩いのプロムナード」が整備されています。
クレヴィアシティのメインエントランス周りの様子です。歩行者空間がメインの為、車寄せはありません。
このエントランスを入ると、内部にはTSUTAYA BOOKSTORE監修のギャラリーラウンジがあり、居住者はアートに溢れたブックギャラリーで本を楽しむ事も出来ます。
今後、この広場と歩道がどのように活用されていくのか。なでしこ芸術文化センターの1階もサッシを開け放って、広場と合わせたオープンテラスのような使用も想定されているようです。
東側の歩道も広々と激変しました。
開発前は広大な未利用地が殺伐と広がっていました。リノベーション神戸の計画を開始する以前より文化公共施設をこの場所に建設する予定だったようですが、駅前の人口集積を図る為、住宅建設との複合開発としました。
外構工事も完了し、敷地内外周は緑に溢れた空間に整備されています。
立木や植栽に囲まれています。まだ若木ですが、成長すると美しい街路樹になる事でしょう。
1階住戸の庭と外構を隔てる間仕切り壁も完成。歩道もインターロッキング舗装ブロックにより刷新されました。電柱は最終的に地中化されるのでしょうか。
憩いのプロムナードを西側から見た様子です。緑のプロムナードになっています。
道路を挟んで向かいの立体駐車場も完成・オープンしました。なでしこ芸術文化センターの開業に伴うパーキング需要もしっかりと対応出来ます。
住宅建設は今後、この駐車場の南側にシフトへと引き継がれます。既に大手商社の双日が地上14階建ての賃貸共同住宅を建設する予定で、来春に着工、24年3月に完成予定です。
更に駅東側でもプレンティ専門店北館も再活用して共同住宅の建設が計画されているものと思われます。
住宅地の地価上昇が大きな話題になっています。テレワークの定着が起因とされていますが、リノベーション神戸の始動はコロナ前でした。従って計画にはコロナによって変化した働き方については加味されていません。名谷については、新北駅ビルにサテライトオフィスを入れる案もあるようですが、西神中央の計画には盛り込まれていません。都心のオフィス需要を創出したい市としては、それに水を差したくないのでしょう。
リノベーション神戸・西神中央 クレヴィアシティ西神中央竣工目前!今後も駅周辺では住宅建設が進む予定
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