トアロードと生田新道の交差点東角地にあった山口銀行神戸支店ビルは解体が完了し、更地化された上でコインパーキングとして暫定利用が行われています。
土地を取得した野村不動産がどのような計画を進めているのか思案してきましたが、「建築計画のお知らせ」が遂に掲示され、そのプロジェクト概要が明らかになりました。
計画されている建物は鉄筋コンクリート構造の地上13階 延床面積4,963.57平方メートル 総戸数55戸の共同住宅です。
敷地面積は630.54平方メートル。やはり隣接する雑居ビル等を含む形での再開発になるる模様です。
敷地内の計画図です。建築面積は494.27平方メートルです。生田新道に面して緑地が整備される予定です。
設計はデザインに優れた共同住宅建築を得意とするIAO竹田設計が担当。野村不動産の物件だけに、都心立地のプラウドシリーズに相応しい外観が採用されるのではないかと思います。
延床面積も5,000平方メートル未満の為、消防条例の制約を受けにくく、全周バルコニーの付帯も不要です。
ただこの立地に住宅のみの建築を充てるのは不適切です。三菱地所レジデンスも和田興産もトアロード沿いの物件には1階にテナント区画を設けて街の賑わいへの貢献に努めています。建築計画のお知らせに記載された用途に店舗の文字はありませんが、和田興産の元町通6丁目計画も店舗併設を計画しますが、建築計画のお知らせへの記載はありませんでした。こちらの物件も同様である事を願いたいです。
山口銀行神戸支店跡地 建築計画のお知らせが掲示される 13階建 55戸の分譲マンションが26年3月に竣工予定
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私もこの場所の建築計画のお知らせを見た時、ショックをうけました。トアロードと山手幹線の角の旧JT跡のマンションが路面部分に店舗なしに建てられた前列があったと同じことです。元町商店街の6丁目の旧ホテル跡、さらにさかのぼると旧三越跡の現在建築中のマンションも店舗なしで建てられるの同じショックとも言えます。