神戸の夜の繁華街の中心通りである生田新道。この沿道にタワークレーンが一際高く聳えています。
山口銀行神戸支店跡地で建設中のプラウド神戸トアロード。野村不動産が大鉄工業の施工で進めている分譲マンションプロジェクトです。
躯体構築工事は既に10-11階付近に到達しており、上棟までもうまもなくの状態です。
完成すると周囲では圧倒的な高さを誇る建物になる予定ですが、既に周りの殆どのビルを凌駕しています。まさにトアロードの新ランドマークの名に相応しい規模となりそうです。
周辺ではトア・サイド・ハイツの解体工事が終盤を迎えています。跡地にはプレサンスコーポレーションが地上15階建の賃貸マンションを建設する予定です。
因みにこの物件の最上階の部屋の販売価格は3.5億円との事。時期が異なるとはいえ、竣工当時に神戸最高値として話題となったザ・パークハウス神戸タワーよりも遥かに高い価格設定です。神戸市は外国人投資家によるマンション購入を抑制する為、空室税の導入を検討していますが、この条例が施行された後のマンション計画数や価格にどのような影響を与えるのでしょうか。デベロッパーとしては、タワマンも建てられず、高級物件も売れない都市への投資は控えるようになるかもしれません。市場価格が下落すれば、購入希望者には朗報ですが、新築物件は減り、中古ストックの価格が高止まりするというシナリオも考えられます。
山口銀行神戸支店他跡地 (仮称)神戸市中央区下山手通2丁目計画新築工事 「プラウド神戸トアロード」
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