まもなく神戸三宮阪急ビルの完成を迎える阪急阪神グループは新たな不動産投資を進める計画です。次に選んだのは関西住みたい街ランキングを9年連続でトップを維持する西宮市においても最も人気の高い西宮北口。阪急が西宮ガーデンズを開業させて以来、不動の地位を築いた街です。
計画地は西宮ガーデンズの目の前で甲南大学キャンパスの隣接地で敷地面積は約3,000平方メートルもあります。
建設される建物は地上14階 延ゆか面積18,336.65平方メートル。1、3階を店舗、4-9階をオフィス、10-14階を賃貸住宅とする複合用途のミックスユースビルとなり、3階はガーデンズや西宮北口と連絡するデッキと接続します。
西宮北口では2年半前に阪急西宮ガーデンズ ゲート館を建設・開業させている阪急阪神ホールディングスですが、今回の建物はアフターコロナを見据えた開発内容となっています。
店舗は2フロアに抑え、4階-9階には教育関連施設等の来店型テナントやサテライトオフィスを想定している他10階-14階の上層階は単身世帯を中心として賃貸住宅で、中廊下設計の他、ラウンジ、シアタースタジオ、ワークスペース、ランドリースペース等の充実した共用施設が特徴です。分譲マンションブランドのジオで培われたノウハウが詰まっています。
これらの開発を進めながら、神戸阪急の建て替えへと繋がっていく事を期待したいと思います。
地域探訪: (仮称)阪急西宮ガーデンズ西側土地開発計画 地上14階の複合ビルを建設 2023年新ビル完成予定
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確かに、神戸再開発と西北再開発は、一定の棲み分けもあると思いますが、非常にリンクしていると思います。
この西北ガーデンズの再開発ビルの施設構成はアフターコロナを見据えたJR三ノ宮駅ビルにも影響してくるんじゃないでしょうか?先に竣工したガーデンズビルにマンションを載っけたような感じですね。
現在、旧宝塚ホテルが解体中ですが、跡地に32階建て高層タワーマンション2棟が建設予定です。
コロナ禍でも住宅需要は旺盛で、神戸市中央区では高層マンション規制が入ったおかげで兵庫区、長田区は中型マンションラッシュの様相です。
商業施設関係は今後の見通しが悪く、立地が不透明なこともあり、都心の住宅需要だけは変わらないので、宿泊施設は観光客、インバウンドもコロナ騒動が落ち着くまでは期待できず、住宅開発優先になるような気がします。
とすると、JR三ノ宮駅ビルは商業施設よりオフィスを増やし、ホテル部分は今後、駅ビルマンション転用にも変更が効く構成になるんじゃないかと思いますね。