地域探訪: 西宮ガーデンズ ゲート館が11月21日(水)オープン決定！ 西宮ガーデンズは開業10周年

阪急西宮北口駅の遊休地に阪急電鉄が建設していた駅ビル「(仮称)西宮北口阪急ビル」の完成が近づいています。地上10階 地下1階 延床面積約11,600平方メートルの施設の正式名称は「阪急西宮ガーデンズ ゲート館」と定められ、開業日も11月21日(水)と発表されました。



建物の外観は完成しており、現在は内装と外構工事等の仕上げが行われています。東側のファサードはアルミカーテンウォールで覆いつつも、オフィスや学校の入る中・上層階はアルミルーバーで更に上から覆う凝った造りで、デザイン性と機能性を両立しています。

テナント構成は？

10F	関西学院大学西宮北口キャンパス
9F	関西学院大学西宮北口キャンパス
8F	関西学院大学西宮北口キャンパス
7F	関西学院大学西宮北口キャンパス
6F	アップ教育企画(学習塾)
5F	アップ教育企画(学習塾)
4F	K-two(ヘアサロン), ABCクッキングスタジオ, Bodies(ジム)
3F	good spoon(カフェ), GRANNY SMITH APPLE PIE＆COFFEE(カフェ)
2F	三菱UFJ信託銀行
1F	レディース＆ART クリニック サンタクルス, 梅の花, エビスバー,

1-4階の低層部には飲食店、金融機関、フィットネスジム、クリニック等の駅前にあると便利なテナントが揃います。5-6階は学習塾、7階は大学のアフタースクール、8-10階はサテライトスクールとなり、関西有数の人気ベッドタウンである背景と好立地を活かしたテナント構成になったと言えるでしょう。

1階東側のテナントの様子です。一目見て梅の花である事が分かる和風な内装ですね。

エビスバーです。仕事の帰り際に駅前でオシャレに一杯という事も日常になります。

建物内部の様子は？

私がこの建物の完成で最も楽しみにしていたのが、内部の様子です。この建物は西宮ガーデンズへと続く連絡通路の上に建設されているので、モールへのゲートウェイ的な存在です。また駅ビルとしての機能も備えており、三宮で建設中の神戸阪急ビルの完成時の様子を想像する為の前哨戦的な位置付けとしても期待に心が膨らんでいました。

西宮北口駅の改札から続くガーデンズ方面の通路を抜けていくと真新しいビル内に誘われます。


3〜4階を2層に吹き抜けとした空間が開放感を演出します。神戸阪急ビルも建物内低層部にコンコースを兼ねた吹き抜け空間が設けられる予定です。


高い天井は曲線を描いたパネルと木製の格子状ルーバーで覆われています。


4階の開口部からは外光も採り入れられており、かなり明るいです。ガーデンズに向かう人々も気軽に立ち寄る事が出来るでしょう。


壁面の一部は緑化されています。阪神神戸三宮駅でも採用されたお洒落な壁面です。

神戸阪急ビルへの期待も膨らむ

駅前のロータリーから望む阪急西宮ガーデンズ ゲート館です。上層階には社会人や学生も多く集う事から、駅前の賑わい創出と活性化に大きく貢献するでしょう。神戸阪急ビル内も阪急らしく、暖色系の照明と内装に揃えられるのではないかと思います。その鱗片を明日から予定されているビル内通路への切り替え開始によって少しだけ見る事が出来る筈です。

西宮ガーデンズは開業からすでに10周年を迎えました。これを機にモール内75店のリニューアルを実施。ゲート館の開業もこのリニューアルの一環として位置付けられています。更には10月1日に阪急西宮ガーデンズ別館がオープン。地上7階建の建物で主な用途は駐車場ですが、1〜2階にはクリニックが入居しました。

ガーデンズの開業以来、不動の住みたい街人気ランキングでトップの座を守り続ける西宮北口が、これらの新しい施設によって益々、その魅力に磨きを掛ける事になるでしょう。ビルの開業後に再び訪れてみたいと思います。