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旧代々木ゼミナール神戸校のフラワーロードを挟んで向かいとなる布引4丁目は2015年に大阪の不動産会社であるセントラルシティが複数の狭小ビルを買収して土地を集約一体化。既存ビルの解体工事の過程で足場の崩落が起き、負傷者の出る痛ましい事故が発生してしまいました。その後、土地は大阪市中央区の大阪協栄信用組合が取得しましたが、コインパーキングとしての暫定利用が7年の間、続いていました。
しかし同信用組合が遂にこの土地の高度利用に動き出す事が判明しました。神戸市に対し、開発計画における景観デザイン協議の開始によって図書の縦覧及び住民説明会開催を予定した事により計画概要が明らかになりました。
計画されている建物は地上18階 延床面積約5,335平方メートルの建物でオフィスとホテルから構成される複合ビルです。
(仮称)神戸三ノ宮・布引町ビル新築工事
所在地 神戸市中央区布引町4丁目320番2号事業者 大阪協栄信用組合
敷地面積 約643m2
建築面積 約363m2
延床面積 約5,335m2
高さ 59.9m
構造 鉄筋コンクリート造
規模 地上18階
用途 ホテル 事務所
設計 株式会社日創アーキテクト
施工
セントラルシティ社が絡んだ土地の再開発が都心各地で徐々に動き出していますが、この駅前一等地のプロジェクトが始動するのも、一連の三宮再開発・再整備に誘発された民間開発計画の一環と言えるでしょう。
気になるのは計画されている建物のホテルとオフィスの構成比や進出するホテルのブランドです。設計を担う日創アーキテクトは熊本市に拠点を置く設計事務所ですが、その商業施設における実績はビジネスホテルの東横インが大半を占めています。神戸市内の東横イン5棟の内、3棟は同事務所の設計です。今後の展開を注視していく必要があるでしょう。
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18階建てですか良いですね
デザイン性の高いビルになると嬉しいですね
期待半分・不安半分です。もしホテルが東横インになってしまうのなら必然的に建物のデザインは固定化されてしまいます。