22年11月の着工以来、2年が経過し、遂に(仮称)神戸三ノ宮・布引町ビルの足場撤去が開始され、建物の外観が現れました!
地上18階・高さ59.9mの規模の建物は周辺の建物から突出しており、エリアのランドマーク的な存在として君臨をし始めました。
3-18階に展開する「東横INN神戸三宮駅前」のフロアの手摺はこれまで市内で建設されていずれの東横INNとも異なり、白の鉄柵で装飾があります。
1-2階には土地と建物を保有する大阪協栄信用組合の店舗、事務所が入る予定です。
東横INNのエントランスは1階南側部分となり、3階のロビーへとエレベーターで誘うものと思われます。軒の色が茶色になっており、用途で分けられています。
大阪協栄信用組合の店舗部分は軒が黒の石タイルです。
フラワーロードの東側・布引町にはこれまで60mに達するような建物は存在せず、今後の周辺開発の新しいスタンダードになる可能性もあるでしょう。60mでスカイラインが揃っていくとかなり壮観な景観が形成されます。
南東側に整備されたタワーパーキングも隣接する10階建てのビルよりも高さがあります。
まだ1階の内外装の仕上げはこれから着手される事になります。大阪協栄信用組合は、このビル完成後、鯉川筋にある現神戸支店ビルをどのように扱うのか。今後の動向にも注視が必要です。
建物東側はタワーパーキングの車寄せも整備される予定です。
東横INN神戸三宮駅前の開業日は4月を予定しています。遂にベールを脱いだ建物は今後、一気に仕上げが進められていくものと思われます。最上階に宿泊してみたいですね。
おまけですが、駅前広場に面する信長書店の入っていた誠隆ビルの解体工事は上階から撤去が始まり、建物が縮小をし始めています。