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本格的に基礎工事が進められている(仮称)神戸三ノ宮・布引町ビル新築工事。ナカノフドー建設の施工で着工しています。地上18階建の事務所とホテルの複合ビルが2025年の完成を目指して建設されています。
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プロジェクト概要
(仮称)神戸三ノ宮・布引町ビル新築工事
所在地 神戸市中央区布引町4丁目320番2号
事業者 大阪協栄信用組合
敷地面積 約643.42m2
建築面積 約363m2
延床面積 約5,335.90m2
高さ 59.9m
構造 鉄筋コンクリート造
規模 地上18階
用途 ホテル 事務所
設計 株式会社日創アーキテクト
施工 ナカノフドー建設
着工予定 2022年10月4日
竣工予定 2024年11月29日
現在の様子
前回の取材時はオールケーシング掘削機で地中障害物の撤去工事を進めていました。現在は既に新築建物の杭工事に移行しています。
積み上げられているパイプはトレミー管かと思われます。トレミー管はコンクリートを流し込むための筒です。これを垂直に繋ぎ、掘削した穴の底からコンクリートを打設します。
ラフテレーンクレーンにアタッチメントを取り付けています。場所打ちコンクリート杭の築造を進めているもの思われます。
今回の建物は高さ約60mのホテルがメインの建築ですが、鉄筋コンクリート造なので、タワークレーンを使っての躯体構築が行われるものと思われます。
通りの並びには高い建物は無いので、突出した高さとなり、スパンも周囲では群を抜くので、存在感は非常に大きいでしょう。
仮囲いに電子掲示板が取り付けられました。この現場も週休2日を確保しています。建設業界も職場改善が進んでおり、より良い環境での就業が人手不足の解消に向かうのか注目されています。
この複合ビルの完成後、建築主の大阪共栄信用組合はこの建物に神戸営業部を元町から移転させるのではないかと思いますが、老朽化する現営業部ビルは売却するのでしょうか。大型ビルだけにその去就は気になるところです。
神戸三ノ宮・布引町ビルが立ち上がってくると、1等建物を挟んで南側のパーキングとなっている土地の高度利用も進められて欲しいところですが、オフィス用途での開発が望ましいと思われます。更に南隣の神戸花ホテルも閉館して久しいです。営業は再開されるのでしょうか。
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