昨年12月より本格的に工事が開始された(仮称)神戸三ノ宮・布引町ビル新築工事。フラワーロードに面した布引町4丁目で、大阪協栄信用組合がホテルと事務所から成る複合ビルの建設をナカノフドー建設の施工で進めています。
取材は2月以来、3ヶ月ぶりとなります。地中障害物撤去から地盤改良?及び杭工事までが進められてきた模様です。
鉄骨の鋼材が複数並べられています。
これらの鋼材は掘削機を使って地中に埋め込まれています。山留壁の杭やこれから掘削を行って地中基礎の構築を行う為の乗入構台の支柱かと思われます。
いよいよ本格的に基礎の構築が開始される事になりそうです。
敷地南端部はタワーパーキングの建設予定地です。
この建設工事は現在、都心エリアで進行中案件としては唯一のホテルプロジェクトです。コロナ前には開発ラッシュに沸いていたビジネスホテル建設も完全に下火になりましたが、アパホテルや東横INNについては、規模の大きな施設を中心に、コロナ禍においても全国の都市にて新規出店の手を緩める姿勢は見せていません。
コロナ収束に伴い、再びホテル建設に拍車が掛かる自体は発生するでしょうか。ただ箱は出来ても、それを運営する為の人手不足が深刻化しているようです。ビジネスホテルの建設は減りましたが、まだまだ不足しているとされる高級ホテルの建設や再開発ビルへの進出は寧ろ活発化しています。神戸でも今後、新規供給を予定しているホテルは高級ホテルが主軸になる模様です。
(仮称)神戸三ノ宮・布引町ビル新築工事 本格的な基礎構築工事に向けて準備開始 今後のホテル需要は?
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